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売却済
写真13枚掲載、ご覧下さい。
2022年3月30日

思っているような売却価格を提示して頂くなら骨董品を売却したいと話され、出張させて頂きました。最近は交通の便も良く、当店からは一時間足らずで行けるので、即日出張させて頂きました。当代の方は趣味も無く、放置されていて、箱から出ている品物は共箱に戻し一点、一点綺麗にして、買取価格を提示させて頂きました。「お手数をかけましたが、これで納得して売却出来ます」と話され、お譲り頂きました。綺麗な九代 大樋長左衛門の楽茶碗の逸品があったので、紹介させて頂きます。

この作品は九代 大樋長左衛門の得意とする技法で、二重掛けの黒釉がたっぷりとかけられ、落ち着いた作品で、風格が如何にも九代 大樋長左衛門の代表作だと思わせる逸品です。九代 大樋長左衛門は二重掛けの黒釉が作り出す黒幕釉を得意としており、その景色は代々のなかでも飛び抜けて評価されております。また昭和52年裏千家15代鵬雲斎宗室より「陶土斎」の号を授かり、この作品にも鵬雲斎の書付がついております。昔の職人技が素晴らしい骨董品の茶碗は、高価買取させて頂きます。

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