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売却済
写真13枚掲載、ご覧下さい。
2022年4月5日

「沢山の品物があるので大阪まで出張お願いします」と話され、お電話を頂きました。詳しくお聞きすると、交野市で当店からは高速道路もあり、30分程で伺える場所で出張買取させて頂きました。長年保存されていたのか、放置されていたのか分かりませんが、箱から出たり、埃が積もったりで大変な状態でしたが、一品一品整理して説明させて頂きました。確かにこの保存状態では素人の人ではどうにもならず、出張させて頂き良かったと思いました。面白い古陶器や茶道具をお譲り頂き、綺麗な真葛香斎の水指の逸品なので紹介させて頂きます。

四代真葛香斎の作品で、昔の真葛香斎の作品です。やはり昔の職人技が素晴らしい名品です。蓋裏には、裏千家お家元の十五代の鵬雲斎汎叟玄室が極めを書かれております。真葛焼は京都の焼き物で、京焼では有名で多くの茶道具を作られて、人気がある窯です。四代真葛香斎は、煎茶道具や食器雑器などを制作し、さらに大徳寺、妙心寺の御用達として、御遠忌の天目茶碗を制作しました。代々の真葛香斎のなかでも技術は、私は No.1 だと思います。この作品も赤絵と染付を組み合わせた面白い技法が使われており、買取させて頂きました。

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