十津川村は、日本一大きな村だそうです。十津川温泉郷は、歴史ある古くからの温泉地で、何代も続く大きな旅館や、古い商家なども多く残っています。老舗の旅館から、山水画の屏風 、 六古窯の信楽焼や常滑焼の茶碗や花入、壺などもお譲り頂いたこともあります。地元で有名な商家のお宅では、甲冑や刀装具の鍔や小柄、鎧兜を査定し、お譲り頂きました。奈良県は、室町時代中期から江戸時代にかけて活動した甲冑師集団の春田派が有名です。金工師たちが技を凝らした素晴らしい金工品も残されています。象嵌細工や彫金細工が施された甲冑や刀装具など、今ではお目にかかれないような貴重な美術品や茶道具、骨董品が残っていることがあり、この地域に出張に伺うのが楽しみです。奈良県十津川村の9割が山林となっており、林業や農業に従事されているお宅が多い地域です。 珍しい 木工製品の古美術工芸品や、 伝統工芸品 、普段使いの茶道具や骨董品をお譲り頂くことが多いです。奈良県にはたくさんの伝統工芸品があります。一番有名ものには、森川杜園の木彫りの作品です。また、螺鈿細工の美しい奈良漆器もあります。夜光貝などを模様の形に切り、 木地に貼り、漆で埋めて研ぎ出すという、漆芸が施された宝石箱や文箱などの美術品が作られています。奈良県の伝統工芸品や古美術工芸品、古い時代の骨董品には素晴らしいものがたくさんありますので、是非ご相談頂ければと思います。