米原市は、滋賀県の中心都市の長浜市や彦根市に挟まれたエリアで、通勤通学される方も多くお住まいのベットタウンです。東海道新幹線の駅やインターチェンジもあり、交通の便の良さを利用して、工場や営業所などを置く、大手の企業も多くなり、関連の企業を経営されているような、経済的にゆとりのある方も多くお住まいです。お隣の市の彦根市には、蒔絵や金箔をふんだんに使用した豪華絢爛な彦根仏壇などの伝統工芸が伝承されています。米原市も、豊かな天然の木材資源に恵まれた地域で、木工や彫刻、蒔絵の伝統工芸品や古美術工芸品にも良質なものが残されています。「上丹生木彫」は江戸時代から伝わる滋賀県の伝統工芸品です。花鳥雲龍などを自在に彫る150年の伝統に裏打ちされた技巧は希少な職人技です。米原市には、日展で活躍した米原市出身の彫刻家、森大造ゆかりの醒井木彫美術館など、特色ある美術館もあります。面白い木工細工の骨董品の査定や見積りのご連絡を頂くことも多くあり、木味の良い使い込まれた煎茶盆や茶托、如意、急須などの煎茶道具をお譲り頂きました。また、別のお宅ですが、唐物の朱泥の急須、古伊万里や伊万里焼の数物の磁器、滋賀県の亀文堂鉄瓶 をお譲り頂いたこともあります。 古くは、中山道と北陸道の分岐点で、このような重要な街道が通っていた地域には、様々な土地の文化や骨董品や茶道具、美術品が運ばれ大切に残されています。先代、先々代が集められた素晴らしい逸品や名品をお譲り頂くことも多く、滋賀県からの骨董品や茶道具、美術品の売却のご相談を楽しみにしております。