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売却済
写真8枚掲載、ご覧下さい。
2022年2月24日

日本の骨董文化は茶の湯が元になっており、日本独自の抹茶や海外より伝わった煎茶の文化があります。主に抹茶は家元制度があり、家元が作られたり、書かれたりした作品は高価に取引されています。このお客様も先代が茶道をしておられ、橋杭岩が近くにある和歌山県のお客様ですが、いろいろな道具が残っており茶道具骨董品も買取させて頂きましたが、赤絵の香炉の火屋や台が唐木で出来ていて面白いので、先に紹介させて頂きます。

この赤絵の香炉は元々、筒茶碗のような形ですが、香炉として使われております。この陶磁器は、中国で作られた新しい逸品だと思われます。香炉の蓋の摘まみにもをあしらい、唐木で作られた台や香炉の火屋は、伝世品を思わす素晴らしい作りの作品です。上絵付の書き込みも丁寧で、日本の九谷焼や湖東焼を思わす逸品です。上手の名品とまではいきませんが、素晴らしい陶芸作品です。

古美術やかたでは売却頂く際には、お客様にお譲り頂く品物の小売価格を表示して、買取価格を決定しております。その小売販売価格は、店頭やホームページに掲載して、遠くのお客様でも、ご納得頂けるようにしております。