長崎県には五島列島、対馬、壱岐など島々が広がり、九州の中でも特に広く海に囲まれた地域です。朝鮮半島に近く、古くから交易があり、遺跡や古い歴史が残る地域です。 五島列島は小野妹子をはじめとする遣唐使南路の出発地で、万葉集には関連した歌が数多く残されています。 歴史に造詣の深い方々も多くお住まいで、骨董品の売却依頼で伺い、山水画や花鳥画の掛軸や屏風を拝見させて頂きました。面白い古書画もたくさんお持ちのコレクターの方で、極彩色で描かれた双幅の仏画の掛け軸などをお譲り頂きました。昔から茶道文化も育まれましたので、茶道具の煎茶道具なども多く残っており宅配でお送り頂いたこともあります。 県庁所在地である長崎市は、歴史ある港湾都市で、造船の街として知られております。 江戸時代には出島が置かれていたこともあり、九州の中では特に外国文化の香りが色濃く感じられる街です。長崎県には、長崎グラバー邸や、大浦天主堂、浦上天主堂といったカトリック教会も多くあります。 また潜伏キリシタンに関連する史跡も多く、世界遺産にも登録されました。九州の長崎県には、珍しい骨董品や茶道具、美術品が多く残っており、人間国宝の作家の作品で、上手の蒔絵の茶箱を宅配で取引させて頂いたこともあります。古くから炭鉱や宝石サンゴなどの地場産業も盛んな地域でした。日本の珊瑚は質が高いことで世界にも認められていますが、特に血赤珊瑚はアジアのお客様に人気があります。珊瑚を使った美術品は海外のお客様や愛好家にたいへん人気がありますので、お持ちのお客様は是非ご連絡ください。長崎県からの骨董品の売却依頼のご相談をお待ちしております。