静岡県には、大井川町や小山町、河津町、川根町、芝川町、松崎町など、いろいろな町があり、それぞれに育まれた文化や伝統工芸品や古美術工芸品があります。静岡県の陶芸作品では、志戸呂焼が有名です。徳川家の御用窯で、献上茶の茶壷に使われました。独特の侘びた味わいがあり、茶人の小堀遠州が好み、遠州七窯の一つに数えられるようになりました。志戸呂焼の抹茶や煎茶用の茶器は人気があります。地元の作家では、中村岳陵、日本画の秋野不矩、南画家の田中柏陰、洋画作家の宮永岳彦や北川民次などがおります。秋野不矩のインドの風景を題材にした作品、中村岳陵の花鳥画や風景画などは人気があり、高価に取引されています。宮永岳彦の婦人像、北川民次のメキシコ絵画のような作品も人気があります。東海道五十三次の街道があり、様々な土地の文化や良質な骨董品、茶道具、美術品が運ばれ大切に残されています。大首絵 の浮世絵や木版画 、有名な高僧の花押や落款が押された巻物などの骨董品をお譲り頂く機会も多くあります。世界遺産 の富士山や、伊豆半島のリゾート地を中心に観光業も盛んです。静岡県茶の栽培も盛んで、大きな商家や豪農のお宅もあり、売却のご相談も度々頂いております。静岡県のお客様、あんなものこんなものと思わず、骨董品や茶道具、美術品の売却依頼の際には、是非古美術やかたにご相談ください。