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売却済
写真8枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月23日

叔父さんから昔に譲り受けた香合やアンティークの置物ですが、最近では興味も無くなり納屋に放置された状態なので売却したいと思われ、新潟県悠久山公園の近辺にお住まいのお客様より売却依頼のメールを頂きました。インターネットで同じような品物を沢山販売している当店のホームページをご覧になり、売却依頼を頂いたようでした。メールに添付して頂いた写真を拝見させて頂き、お引き取り価格を提示すると驚かれていましたが、骨董品もブームや流行があり、昔に購入された価格より格段に高く売却頂ける品物もあります。買取価格を決定して、品物を宅配でお送り頂きました。

面白い木彫りの鶴の香合で、彫る技法が素晴らしい逸品です。残念ながら保存状態が悪く、シミや汚れがあります。蓋裏には、裏千家家元淡々斎宗匠の書付が付いています。この作品のように、木彫りの一刀彫の茶道具は人気がありますが、汚れがあるのでお茶会のお点前では使えないでしょう。

香合とは、香を収納する蓋付きの小さな容器で、香を焚くための、お香を入れる器のことです。日本では飛鳥時代、仏教伝来と共に香を焚く習慣が伝わり、その後茶道でも取り入れられました。香合は季節や茶席に応じて使用し、色々な種類があるので、四季折々香合を使い分けることが多いです。