三重県鳥羽市は美しいリアス式海岸が広がり、鳥羽市全体が伊勢志摩国立公園に指定されています。 神島、菅島、ミキモト真珠島など、多くの島があるとても景色の美しいところです。ミキモト真珠島は、三重県の鳥羽湾内に浮かぶ小島で、養殖真珠発祥の地として知られております。 島内では真珠工芸品が展示され、 外国人の観光客にたいへん人気で、パンフレットは10か国語を用意しているほどです。 鳥羽水族館も、鳥羽市最大の観光スポットで、 三重県の伊勢市や桑名市につぐ観光都市です。三重県鳥羽市内には大規模なホテルや老舗のホテル、旅館、小規模の民宿まで、多くの宿泊施設が建ち並んでいます。老舗の旅館に伺い、素晴らしい東洋古美術や、地元の作家の作品を拝見させて頂きました。伊藤小坡や宇田萩邨の美人画は、素晴らしい名品でした。何代も続く料亭や観光客相手のお土産屋を営むご家庭も多く、面白い古道具や民芸品をお譲り頂いたこともあります。鳥羽藩の城下町として、政治、経済、文化の中心として栄えたところで、古くから茶道文化も栄えました。昔からの商家や豪商もあり、古美術品や骨董品、茶道具も多く眠っています。人間国宝の作家が作られた茶碗や、伊賀焼や万古焼の陶芸作品をお譲り頂きました。 地元の骨董品愛好家が持っておられた珍しい仏教美術の仏画や幕末三筆の書を拝見しお譲り頂いたこともあります。茶道具では裏千家の宗匠の一行書や古渡りの茶碗、茶入れをお譲り頂きました。