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売却済
写真8枚掲載、ご覧下さい。
2022年9月16日

当店では骨董品茶道具を持って来店頂く事がよくあります。このお客様は三重県より買取依頼で来店頂きました。小さな品物はお持ち頂く事がよくあります。当店に来店頂くのも便利で、地下鉄の三条駅や京阪電車の三条駅から、歩いて二分で当店に来店頂けます。駅は地下にありますが、エレベーターやエスカレーターがありますので、足の悪い方でも、十分来店頂けますので安心してご来店下さい。今回は綺麗な青磁香炉をお持ち頂いたので、紹介させて頂きます。

品物の説明をさせて頂きます。火屋は純銀製です。共布が付いており、二重箱に入っております。採光の加減で白く光っておりますが、未使用品で完品です。火屋は純銀で、金工作品の中でも、丁寧な象嵌細工や彫金細工が施され、彫る技法や嵌める技法が素晴らしい名品です。諏訪蘇山は、オリジナリティー溢れる青磁が得意で、飛び青磁や銀火屋の香炉などの青磁作品を得意としています。この作品は明治時代に生まれた二代 諏訪蘇山の逸品です。

二代 諏訪蘇山を紹介させて頂きます。
1890(明治23)年生まれで、1977(昭和52)年にお亡くなりになりました。1922(大正11)年、二代諏訪蘇山を 襲名。初代同様青磁に優れ、長年諏訪蘇山を名乗られ、陶芸界では著名な作家として有名です。各展覧会で受賞を重ね、数多くの作品を残しており、やはり初代同様に青磁の作品を得意としています。銘印は「蘇山」丸印。現在では4代目、母は千家十職の十二代中村宗哲、襲名は2002年で女性の陶芸家です。