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2022年7月26日

この蓋置は著名な作家の白井半七の乾山写の作品です。保存状態も良く、綺麗な共箱も付いております。絵付の赤絵に近い釉薬や図柄が面白い逸品です。乾山写しとは、尾形乾山の作品を元に描かれた逸品です。尾形乾山とは江戸中期 寛文三年から寛保三年にかけての陶工で、京都に生まれ、「乾山焼」など数多くの作品の礎になる名品を作り上げた有名な陶工です。

白井半七は、初代白井半七は京都の土風炉師から技法を修得し、1600年代後半に土風炉を中心とした茶器を数多く制作していました。江戸時代に活躍した今戸焼の名工と呼ばれる人物です。其の後、九代目は兵庫県三田市大原へ移窯し、そこで白井半七の伝統を守り続け、現在でも続く今戸焼の名の知れた系譜です。