売却済
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2022年7月22日

この御茶碗は膳所焼で、丁寧に使用され、保存状態も良く、茶の湯では好んで使用される逸品です。八ッ橋の図が綺麗に描かれており、共箱も綺麗です。陽炎園とは、膳所焼の事で、江戸時代初期頃、膳所焼は将軍家御用達の窯として、小堀遠州の美意識をもとに遠州七窯の一つとして制作されるようになりました。膳所城とともに育まれ、栄えた膳所焼も藩の都合でやがて衰退することとなりましたが、1919年に復興され、現在は陽炎園として、伝承されております。この御茶碗は復興された昭和時代に作られた膳所焼です。