売却済
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2022年3月29日

この九谷焼は、明治時代の終わりから昭和にかけて作られた作品で、数作られた庶民の器だったと思われます。この逸品は時代も新しく、色や作品の裏には九谷焼と書かれておりますが、完全に後作りの作品で、簡単な観賞用に作られた作品です。保存状態の良い逸品ですが、貴重な作品では無く、買取価格も安くなります。本来九谷焼は古九谷から始まりますが、このような九谷焼は古九谷写しのように作られた陶磁器で、雑器です。やはり古九谷は江戸時代前期の作品で人気があり、このような雑器も真似をして作られたのでしょう。