売却済
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2022年6月29日

この金工作品は煎茶道具の銀瓶で、材質は純銀製品です。京都金工作家の宗巌の作品で、この金工作品は保存状態も良く、地模様は綺麗な槌目が丁寧に施されております。取っ手の部分は、竹で巻いており、非常に美しく作られています。彫刻はありませんが共箱で、形も良く昔の職人技が素晴らしい逸品です。保存状態も良く、全体的にも重量感があり彼の作品のなかでも上手の名品です。

加藤宗巌は明治時代の末期に京都市三条通富小路西入る中ノ町に生まれた金工作家で、鍛金、彫金の技法を用いて詩情溢れる生命の息吹きを表現した金工作家です。京都では古くから建築や茶道具、工芸品など多彩な分野で金属工芸の素晴らしいものが数々作られてきました。