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売却済
写真6枚掲載、ご覧下さい。
2022年4月8日

以前、当店にもよく来店頂いていたお客様が最近お亡くなりになり、その子供さんに骨董品売却依頼でご来店頂き、九谷焼のお猪口をお譲り頂きました。お爺さんは生前「本場の祇園のお店で品物を買いたい」と言われ、面白いお客様でした。その関係でお爺さんから聞いておられたのか、当店を良く知っておられた、子供さんに来店頂きました。お爺さんが収集された 茶道具や骨董品の逸品を売却したいとご相談頂き、愛知県犬山市の野外民族博物館の近くまで出張買取させて頂きました。

この九谷焼の赤絵のお猪口は明治時代から昭和初期の作品です。割れたり欠けたりはしていなくて、保存状態の良い逸品です。丁寧に作られた作品には、内側に字や絵が綺麗に描かれていたりする作品もあり、上手の作品では小さなものですが貴重な逸品もあります。内側が金色で塗られており、外側には花と波模様が描かれて、九谷焼の特徴が良く出た逸品を買取させて頂きました。外国のお客様は、綺麗で華やかな作品が好まれます。このようなお猪口は煎茶道具として中国茶にもよく使われ、中国の人々にも人気があります。