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売却済
写真5枚掲載、ご覧下さい。
2022年3月20日

生前整理を始めようと思い、家にある陶磁器諸道具を色々と片付けておられた四国の徳島県のお客様よりお電話を頂きました。どれがガラクタなのか古美術工芸品なのか分からず、困っておられ、「何も無くても良かったら出張して頂けますか」とお電話を頂きました。最近では同時に二件や三件のお宅から買取依頼を頂き、忙しい日がよくありますが、折角お電話頂いたので出張させて頂きました。やはり地方にはまだまだ珍しい骨董品が残っているようで、尾形乾山のお皿を買取させて頂きました。

尾形乾山とは、京都有数の呉服商・雁金屋の三男として1663年に生まれ、。乾山は鳴滝泉谷に窯を開き、作陶で生計を立てていきました。江戸時代の元禄のころ、尾形乾山が京都の鳴滝なるたきで焼きはじめた 楽焼き風の陶器。琳派の画風を意匠化した、雅味のある絵付けが有名で、偽物も多くあります。5歳年上の兄尾形光琳と一緒に陶磁器を作り、合作の作品は有名です。