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売却済
写真5枚掲載、ご覧下さい。
2022年6月3日

古美術骨董の世界は贋物も多くあるので、信用と信頼がある骨董店にお願いしたいと当店にご依頼頂きました。このような小さな逸品ですが、LINEで沢山の品物の写真をお送り頂き、当店で買取出来る品物だけお譲り頂きました。遠く神奈川県のお客様ですが、信頼頂きご相談頂いているので、間違いのないように丁寧に説明させて頂きました。面白い中国美術の品物もありましたが、この貝合わせの香合を先に紹介させて頂きます。

このような面白い香合は、貝合わせと言い、本物のハマグリで作られており、この逸品は使用されておらず、未使用品です。時代的には明治時代から昭和時代初期頃に作られた逸品です。このような昔の作品は貴重な作品ですが、高価には販売出来ず、お店の店頭でお求めやすい価格で販売しております。ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。

ついでに昔から伝わっている貝合わせの説明をさせて頂きます。平安時代末期から行われている貝殻を合わせる遊戯で、本物のハマグリの貝殻を左貝と右貝に分け、出貝に合う地貝を多く見つけ出した者を勝ちとする遊びです。貝覆いの貝は女性の掌中に握るのに適した大きさの、伊勢国二見産ハマグリを用いた。殻の内面には紙を貼り、源氏などの絵をかき、蒔絵や金箔などで極彩色に仕上げ、左右一対の殻には同じ絵が描かれていました。