兵庫県西脇市は、横尾忠則の出身地です。日本の美術家でグラフィックデザイナーであり、西脇市名誉市民です。 横尾忠則の実弟の成瀬政博も画家でイラストレーターで、週刊新潮の表紙絵などを手掛けています。 西脇市岡之山美術館には、地元作家の横尾忠則の作品が展示されております。また、加古川、杉原川、野間川など豊富な水資源に支えられ、染色産業が育まれました。200年以上の歴史を持つ播州織で有名な地域です。織物産業の街で、 昔の商家もあり、骨董品や茶道具、美術品も多く眠っています。 骨董品や茶道具、美術品の取引例では、 黄檗の三筆の高僧が書かれた巻物や掛け軸 、江戸千家の遠州流の家元が書かれた一行書などをお譲り頂きました。古代裂のコレクターの方などもおられ、辻が花染、筒描き、更紗、友禅染の査定をさせて頂きました。さすが兵庫県の織物の街で、面白い伝統工芸品や骨董品に出会えました。兵庫県西脇市の花は、芝桜です。 織物を敷きつめたような美しい花と紅葉の柄模様は、播州織の中心地である西脇市にふさわしい花ですね。兵庫県西脇市は、経緯度で日本列島の中心点に位置しますので、「日本のへそ」とも呼ばれており、にしわき経緯度地球科学館などがあるのも特徴的です。