骨董品の刀装具を買取いたします。
鍔、小柄、目貫、縁頭等、彫金細工が面白い昔の作品は、高価買取いたします。
また著名な作家、正阿弥勝義等は特別高価買取対象です。
刀装具買取(縁頭・目貫・小柄・鍔)
買取した品物のご紹介
永楽善五郎の茶碗や茶道具をお譲り頂きました。 2022年11月7日 | ![]() |
売却済 永楽善五郎の茶碗で、ご覧のように大切に使われてきた逸品で、汚れや割れキズ等無く 保存状態の良い茶碗です。十七代 永楽善五郎が作られた逸品で、富士山と馬上の人物の図柄で、端午の節句頃の季節に使われる逸品です。さすが昔の職人技が素晴らしい、空間と図柄が生かされた逸品です。図柄や作風が面白く茶の湯では人気の作品だと思われます。非常に綺麗な共箱も付いており、茶会でも使える未使用品に近い逸品です。 |
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骨董品売却依頼で櫛・簪をお譲り頂きました。 2022年10月21日 | ![]() |
売却済 時代は、大正から昭和初期頃の櫛・笄 です。材質はべっ甲で、ご覧のように可愛らしい金魚の蒔絵が細密に施されております。金魚の目には螺鈿が施され、角度を変えて見ると、きらきら光っており、とても美しい作品です。この櫛・笄のように、べっ甲 の材質に蒔絵や螺鈿細工が施されており、蒔絵も盛り上がるように描かれており、このような作品は珍しく、昔の職人技が冴える逸品で、紹介させて頂きました。銘が入っておりますが、作者についてはよく分かりません。採光の加減で白く光っておりますが、割れたり、欠けたりしている所は無く、蒔絵の状態も非常に良い品物で、未使用品に近い櫛・笄です。このような骨董品の櫛、簪は買取させて頂きます。 この櫛・簪は綺麗な高蒔絵が施されており、高蒔絵について少し説明させて頂きます。高蒔絵とは、文字の通り高く盛り上がった蒔絵のことを言います。高く盛り上げる技法にはいくつかあり、上塗りを施し乾燥させた器の蒔絵の部分に漆を厚めに塗り盛り上げる漆上げがあります。炭の粉を混ぜるものを炭粉上高蒔絵と言い、錫の粉を混ぜるものを錫上高蒔絵と言います。水練りした砥粉に生漆を混ぜた錆漆で盛り上げる錆上げ技法もあります。一般的に使われる商品には漆上げされたものが多く販売されています。博物館や美術館に展示される美術品には炭粉上げ技法や焼錫粉上げ技法があり、また錆上げされたものが見られます。 |
骨董品売却依頼で出張させて頂き、櫛・簪や帯留めをお譲り頂きました。 2022年10月6日 | ![]() |
売却済 材質はべっ甲です。時代は明治時代から大正時代頃の帯留めです。昔の彫る技法が施されており、裏側の銀の金具の彫金細工も美しく、昔の職人技ならではのセンスが光る逸品です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように保存状態の良い品物です。本来は帯留として使われていた物ですが、結構大きな作品ですので、ブローチ等に加工されてお使いになられたら、楽しい品物かと思われます。この作品はお店で販売しているお求めやすい品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。 |
昔から何代も続いたお客様より、面白い煎茶道具や骨董品をお譲り頂きました。 2022年9月28日 | ![]() |
販売価格 150,000円 材質は天然木です。時代は江戸から明治にかけてのものだと思われます。この急須盆を買取させて頂いたお家は、江戸時代より続く旧家で、このお宅で昔から使われていた急須盆で、昔の職人技が見られる逸品です。珍しい作品で、急須盆に象嵌細工が丁寧に施され、天然木の木目や、時代を経た木味が素晴らしい逸品です。裏側に作者の銘が入っておりますが、作者についてはよく分かりません。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように状態の良い品物です。 最近では煎茶道具が中国茶の愛好家のお客様の間で人気があり、少し説明させて頂きます。古美術骨董業界では、茶道と言えば、裏千家、表千家 のお抹茶が主流でしたが、最近ではアジアのお客様が多くおられ、煎茶道具が人気です。煎茶道は元々アジアから入ってきており、中国茶と同じような作法で、道具も同じような道具を使います。そのような昨今ですが、日本の茶人が昔アジアから輸入した唐物と言われる中国美術の作品が人気です。特に昔の道具は人気で、中国で作られた100年以上前の煎茶道具は 一点数十万円でお引き取りさせて頂くこともあります。 |
骨董品売却依頼で地方のお客様より洋画をお譲り頂きました。 2022年9月26日 | ![]() |
売却済 この洋画は田崎広助の朱富士で、大きさ約38×45㎝のキャンバスに油彩で描かれています。額装で左下にサインがあり、田崎広助鑑定登録会の鑑定証が付いております。山岳画家である田崎広助の最も得意とする風景画で、輪郭線がハッキリと描かれた力強い朱富士です。絵具の剥脱も無く、非常に保存状態の良い油絵です。田崎広助は日本を代表する洋画家の一人で、阿蘇や桜島など日本の山々を多く描き、文化勲章を受章しました。温かみのある色彩を用いた豪快で大胆な構図で、日本の有名な山を描いた作品は愛好家に人気があり、特に赤富士や阿蘇山を描いた名品が高価買取対象です。(No.40) |
骨董品の刀装具買取(縁頭・目貫・小柄・鍔)
刀装具の中でも、布目象嵌や金銀象嵌、片切彫、毛彫り、魚子地(ななこじ)、高彫が、素晴らしい作品は高価買取対象です。 そのような作品で、江戸末期ごろから明治にかけての作品では、後藤一乗、(江戸~明治)ごとういちじょう、石黒是美(江戸~明治)いしぐろこれよし、加納夏雄(江戸~明治)かのうなつお、海野勝珉(明治~大正)うんのしょうみん、正阿弥勝義(江戸~明治)しょうあみかつよし、等の有名作家では骨董品買取の際に特別高価買取で数百万円もの品物もあります。
鍔(つば)
普通は円形ですが中には、角形や木瓜(もっこう)、障泥(あおり)、等いろいろの形が有ります。 材質は殆どが、金属で出来ており、鉄、銅、金、銀、真鍮、です。 まれに、漆芸が施された品物もあります。 それらの合金細工の朧銀(おぼろぎん)、赤銅(しゃくどう)、銀と銅の合金で四分一(しぶいち)も有名です。
素朴な鉄製鐔から江戸中期以降は、芸術作品として金工職人が独自の工夫や技を発揮し、片切彫、毛彫り、魚子地(ななこじ)、高彫、布目象嵌、金銀象嵌など、世界に誇れる日本独自の芸術品、古美術、骨董品として現在に伝わってきました。 彫金細工の素晴らしい鍔は、高価買取いたします。
小柄(こずか)
刀に付属した小型の刃物で、細工用の小刀で木や紙を削るのに工作小刀でとして用いられました。 また、緊急時には、手裏剣のように、武器としても使われていて、刀などの鞘の内側の溝にはめ込まれていました。 材質は殆どが、金属で出来ており、鉄、銅、金、銀、真鍮、です。 それらの合金細工の朧銀(おぼろぎん)、赤銅(しゃくどう)、銀と銅の合金で四分一(しぶいち)も有名です。 素朴な鉄製鐔から江戸中期以降は、芸術作品として金工職人が独自の工夫や技を編み出して、片切彫、毛彫り、魚子地(ななこじ)、高彫、布目象嵌、金銀象嵌など、世界に誇れる日本独自の芸術品、古美術、骨董品として現在に伝わってきました。 彫金細工の素晴らしい小柄は、高価買取いたします。
笄(こうがい)
ここで話しますのは、刀装具の笄です。 もともと日本髪用の髪飾りで、髪をかき分ける用具で男女とも使用されていましたが、男子の笄は小刀や短刀の鞘に差して髪の乱れを整えるのに用いられました。 先端に耳かき部分が有り、笄の歴史が古く、太刀の時代から、のちに主流となった、打刀の時代にも製作されており、現在、存在している品物は、古い品物で、鎌倉後期から南北朝時代の品物と思われます。 布目象嵌や金銀象嵌と世界に誇れる日本独自の芸術品、古美術、骨董品として現在に伝わってきました。 彫金細工の素晴らしい笄は、高価買取いたします。
目貫(めぬき)
目貫通りと語源があるように、刀の柄、中央で一番見えやすい所に飾り金具として使用され、小柄、笄、とともに三所物(みところもの)といわれ、日本刀の大切な飾り金具として使われてきました。 材質は殆どが、金属で出来ており、鉄、銅、金、銀、真鍮、で、柄の握りの部分、2か所です。左右、相対する表現から、(ひょっとこ、おかめ)(龍、琥)(宝づくし)等、美しい金銀象嵌が施され、世界に誇れる日本独自の芸術品、古美術、骨董品として現在に伝わってきました。 現在では、袋物の飾り金具、ブローチ、等々でお使いのようです。 彫金細工の素晴らしい目貫は、高価買取いたします。
縁頭(ふちがしら)
刀を握る際の柄の部分、前後にある金具です。 刀の先の方を【縁】、柄の終わりの部分、刀先から遠い部分が【頭】です。
素朴な鉄製鐔から江戸中期以降は、芸術作品として金工職人が独自の工夫や技を編み出して、 片切彫、毛彫り、魚子地(ななこじ)、高彫、布目象嵌、金銀象嵌など、 世界に誇れる日本独自の芸術品、古美術、骨董品として現在に伝わってきました。 彫金細工の素晴らしい縁頭は、高価買取いたします。
作家
刀装具の作家では、下記のような作家がおられます。
後藤一乗(江戸~明治)ごとういちじょう、石黒是美(江戸~明治)いしぐろこれよし、
加納夏雄(江戸~明治)かのうなつお、海野勝珉(明治~大正)うんのしょうみん、
正阿弥勝義(江戸~明治)しょうあみかつよし、大森英秀(江戸期)おおもりてるひで、
大森英満(江戸後期)おおもりてるみつ、橋本一至(江戸~明治)はしもといっし、
菊岡光保(江戸後期)きくおかみつやす、浜野直随(江戸後期)はまのなおゆき、
伊藤正乗(江戸後期)いとうせいじょう、鈴木美彦(明治~昭和)すずきよしひこ、その他作家です。
骨董品の刀装具の買取をお考えでしたら是非一度、骨董店にご相談ください。