当店は骨董品の印籠を買取いたします。
印籠は旅の必需品で、常備薬を持ち歩くための入れ物で、
江戸時代に流行した印籠は蒔絵細工の中でも高級品でした。
晴れの場で身に着ける装身具として、富裕層が所持した印籠や根付には、
蒔絵や象牙、芝山蒔絵、彫金細工物等が施され、日本独自の職人技が結集された逸品で、細かい彫刻や蒔絵の素晴らしい作品が多くありました。
材質的には、木、象牙類、陶器、彫金金具、漆、等があります。
明治時代に入ると、海外から高い評価を得て輸出用に数多く生産されるようになり、
細工が優れている品物は、日本の古美術、骨董品の代表として特別高価買取致します。
現在ではできない技術や手法で作られた印籠を求め、今では世界中にコレクターがおります。
下記の作家が特別に知られております。
尾形光琳、小川破笠、梶川家、幸阿弥家、古満家、飯塚桃葉、堆朱楊成、柴田是真等、です。
細工の良い作品は買取価格が数十万、著名作家では特別高価買取の品もあります。
骨董品の印籠買取をお考えの方は一度ご相談ください。
印籠買取
買取した品物のご紹介
永楽善五郎の茶碗や茶道具をお譲り頂きました。 2022年11月7日 | ![]() |
売却済 永楽善五郎の茶碗で、ご覧のように大切に使われてきた逸品で、汚れや割れキズ等無く 保存状態の良い茶碗です。十七代 永楽善五郎が作られた逸品で、富士山と馬上の人物の図柄で、端午の節句頃の季節に使われる逸品です。さすが昔の職人技が素晴らしい、空間と図柄が生かされた逸品です。図柄や作風が面白く茶の湯では人気の作品だと思われます。非常に綺麗な共箱も付いており、茶会でも使える未使用品に近い逸品です。 |
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骨董品売却依頼で櫛・簪をお譲り頂きました。 2022年10月21日 | ![]() |
売却済 時代は、大正から昭和初期頃の櫛・笄 です。材質はべっ甲で、ご覧のように可愛らしい金魚の蒔絵が細密に施されております。金魚の目には螺鈿が施され、角度を変えて見ると、きらきら光っており、とても美しい作品です。この櫛・笄のように、べっ甲 の材質に蒔絵や螺鈿細工が施されており、蒔絵も盛り上がるように描かれており、このような作品は珍しく、昔の職人技が冴える逸品で、紹介させて頂きました。銘が入っておりますが、作者についてはよく分かりません。採光の加減で白く光っておりますが、割れたり、欠けたりしている所は無く、蒔絵の状態も非常に良い品物で、未使用品に近い櫛・笄です。このような骨董品の櫛、簪は買取させて頂きます。 この櫛・簪は綺麗な高蒔絵が施されており、高蒔絵について少し説明させて頂きます。高蒔絵とは、文字の通り高く盛り上がった蒔絵のことを言います。高く盛り上げる技法にはいくつかあり、上塗りを施し乾燥させた器の蒔絵の部分に漆を厚めに塗り盛り上げる漆上げがあります。炭の粉を混ぜるものを炭粉上高蒔絵と言い、錫の粉を混ぜるものを錫上高蒔絵と言います。水練りした砥粉に生漆を混ぜた錆漆で盛り上げる錆上げ技法もあります。一般的に使われる商品には漆上げされたものが多く販売されています。博物館や美術館に展示される美術品には炭粉上げ技法や焼錫粉上げ技法があり、また錆上げされたものが見られます。 |
骨董品売却依頼で出張させて頂き、櫛・簪や帯留めをお譲り頂きました。 2022年10月6日 | ![]() |
売却済 材質はべっ甲です。時代は明治時代から大正時代頃の帯留めです。昔の彫る技法が施されており、裏側の銀の金具の彫金細工も美しく、昔の職人技ならではのセンスが光る逸品です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように保存状態の良い品物です。本来は帯留として使われていた物ですが、結構大きな作品ですので、ブローチ等に加工されてお使いになられたら、楽しい品物かと思われます。この作品はお店で販売しているお求めやすい品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。 |
昔から何代も続いたお客様より、面白い煎茶道具や骨董品をお譲り頂きました。 2022年9月28日 | ![]() |
販売価格 150,000円 材質は天然木です。時代は江戸から明治にかけてのものだと思われます。この急須盆を買取させて頂いたお家は、江戸時代より続く旧家で、このお宅で昔から使われていた急須盆で、昔の職人技が見られる逸品です。珍しい作品で、急須盆に象嵌細工が丁寧に施され、天然木の木目や、時代を経た木味が素晴らしい逸品です。裏側に作者の銘が入っておりますが、作者についてはよく分かりません。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように状態の良い品物です。 最近では煎茶道具が中国茶の愛好家のお客様の間で人気があり、少し説明させて頂きます。古美術骨董業界では、茶道と言えば、裏千家、表千家 のお抹茶が主流でしたが、最近ではアジアのお客様が多くおられ、煎茶道具が人気です。煎茶道は元々アジアから入ってきており、中国茶と同じような作法で、道具も同じような道具を使います。そのような昨今ですが、日本の茶人が昔アジアから輸入した唐物と言われる中国美術の作品が人気です。特に昔の道具は人気で、中国で作られた100年以上前の煎茶道具は 一点数十万円でお引き取りさせて頂くこともあります。 |
骨董品売却依頼で地方のお客様より洋画をお譲り頂きました。 2022年9月26日 | ![]() |
売却済 この洋画は田崎広助の朱富士で、大きさ約38×45㎝のキャンバスに油彩で描かれています。額装で左下にサインがあり、田崎広助鑑定登録会の鑑定証が付いております。山岳画家である田崎広助の最も得意とする風景画で、輪郭線がハッキリと描かれた力強い朱富士です。絵具の剥脱も無く、非常に保存状態の良い油絵です。田崎広助は日本を代表する洋画家の一人で、阿蘇や桜島など日本の山々を多く描き、文化勲章を受章しました。温かみのある色彩を用いた豪快で大胆な構図で、日本の有名な山を描いた作品は愛好家に人気があり、特に赤富士や阿蘇山を描いた名品が高価買取対象です。(No.40) |
骨董品 印籠買取例
印籠といえば「水戸黄門」を思い浮かべる方も多いと思います。
当時印籠は旅の必需品で常備薬を持ち歩くための入れ物で、
根付の下に帯からぶら提げられていたのが、印籠 です。
平和な時代が続きいた江戸中期頃になると、印籠は粋な小道具となりました。
晴れの場で身に着ける装身具として、富裕層が所持した印籠や根付には、蒔絵や象牙、芝山蒔絵、彫金細工物等が施され、細かい彫刻や蒔絵が素晴らしい作品が多くありました。
材質的には、木、象牙類、陶器、彫金金具、漆、等あり、日本独自の職人技が結集された逸品で、細かい彫刻や蒔絵が素晴らしい作品が多くあり、明治時代に入ると、海外から高い評価を得て輸出用に数多く生産され細工が優れている品物は、日本の古美術、骨董品の代表として特別高価買取致します。
下記の作家が特別に知られております。
尾形光琳(琳派と呼ばれ、光琳蒔絵といわれる蒔絵の代表者)江戸時代の人、
小川破笠(破笠細工と呼ばれ、独特の様式を確立)江戸時代の人、
梶川家(代々、徳川幕府のお抱え蒔絵師)江戸時代の人、
幸阿弥家(室町将軍家より代々続く名門蒔絵師)
古満家(代々、徳川幕府のお抱え蒔絵師)江戸時代の人、
飯塚桃葉(蜂須賀家お抱えで、号を観松斉)江戸時代の人、
堆朱楊成(足利家より代々続き、徳川将軍御用達まで)
柴田是真(幕末~明治の絵師で漆芸の名人)
当店は骨董品の印籠を買取いたします。
骨董品の印籠買取をお考えの方は一度ご相談ください。