当店は骨董品の彫金細工・金工細工を買取いたします。
彫金細工、金工細工は刀や刀装具、鎧兜(よろい、かぶと)から始まり、骨董品買取の際には高価買取させて頂く品々も多くあります。
江戸時代、明珍派の甲冑師たちがはじめた「自在置物」は、龍、蛇、鯱、鯉、海老などを本物そっくりに、実際に動かせ、すべて鉄で作られていました。
自在置物の作者には、明珍宗察、明珍宗安、明珍吉久、明珍宗清、明珍宗光、などがいます。
骨董品買取の際には、一千万円を超える高価買取の品物もあります。
明治に入ると時代の変化に伴い、万国博覧会の転機を経て、欧米にはないカラフルな象嵌は各地で注目を浴び、日本古来の彫金細工の技と、彫金家の工夫と努力で明治期の彫金が花開いていったのです。
現在では、日本を代表する、骨董品、古美術品で、高価買取できます。
江戸、明治ならではの職人技が生かされ、現在では再現できない彫金細工、金工細工があります。
また、明治から昭和初期に、彫金師たちが、素晴らしい伝統工芸を駆使した作品もあり、これらの作品は、世界中から注目されており、日本の骨董品の代表的な品物になっています。
骨董品買取の際には、数百万円の高価買取できる品物もあります。
骨董品買取の際、作家の中でも、下記の作家は、特別高価買取できます。
鈴木長吉、大島如雲、加納夏雄、海野勝珉、正阿弥勝義、香川勝広、荒木東明、一宮長常、岡崎雪声、香取秀真、香取正彦、金谷五郎三郎、山田宗美、黒瀬宗世、後藤一乗、高村豊周、秦蔵六、等です。
日の目を見ず埋もれた品が多くあり、このような作品は特別高価買取対象で、驚きの価格で買取できます。
彫金細工・金工細工買取
買取した品物のご紹介
永楽善五郎の茶碗や茶道具をお譲り頂きました。 2022年11月7日 | ![]() |
売却済 永楽善五郎の茶碗で、ご覧のように大切に使われてきた逸品で、汚れや割れキズ等無く 保存状態の良い茶碗です。十七代 永楽善五郎が作られた逸品で、富士山と馬上の人物の図柄で、端午の節句頃の季節に使われる逸品です。さすが昔の職人技が素晴らしい、空間と図柄が生かされた逸品です。図柄や作風が面白く茶の湯では人気の作品だと思われます。非常に綺麗な共箱も付いており、茶会でも使える未使用品に近い逸品です。 |
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骨董品売却依頼で櫛・簪をお譲り頂きました。 2022年10月21日 | ![]() |
売却済 時代は、大正から昭和初期頃の櫛・笄 です。材質はべっ甲で、ご覧のように可愛らしい金魚の蒔絵が細密に施されております。金魚の目には螺鈿が施され、角度を変えて見ると、きらきら光っており、とても美しい作品です。この櫛・笄のように、べっ甲 の材質に蒔絵や螺鈿細工が施されており、蒔絵も盛り上がるように描かれており、このような作品は珍しく、昔の職人技が冴える逸品で、紹介させて頂きました。銘が入っておりますが、作者についてはよく分かりません。採光の加減で白く光っておりますが、割れたり、欠けたりしている所は無く、蒔絵の状態も非常に良い品物で、未使用品に近い櫛・笄です。このような骨董品の櫛、簪は買取させて頂きます。 この櫛・簪は綺麗な高蒔絵が施されており、高蒔絵について少し説明させて頂きます。高蒔絵とは、文字の通り高く盛り上がった蒔絵のことを言います。高く盛り上げる技法にはいくつかあり、上塗りを施し乾燥させた器の蒔絵の部分に漆を厚めに塗り盛り上げる漆上げがあります。炭の粉を混ぜるものを炭粉上高蒔絵と言い、錫の粉を混ぜるものを錫上高蒔絵と言います。水練りした砥粉に生漆を混ぜた錆漆で盛り上げる錆上げ技法もあります。一般的に使われる商品には漆上げされたものが多く販売されています。博物館や美術館に展示される美術品には炭粉上げ技法や焼錫粉上げ技法があり、また錆上げされたものが見られます。 |
骨董品売却依頼で出張させて頂き、櫛・簪や帯留めをお譲り頂きました。 2022年10月6日 | ![]() |
売却済 材質はべっ甲です。時代は明治時代から大正時代頃の帯留めです。昔の彫る技法が施されており、裏側の銀の金具の彫金細工も美しく、昔の職人技ならではのセンスが光る逸品です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように保存状態の良い品物です。本来は帯留として使われていた物ですが、結構大きな作品ですので、ブローチ等に加工されてお使いになられたら、楽しい品物かと思われます。この作品はお店で販売しているお求めやすい品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。 |
昔から何代も続いたお客様より、面白い煎茶道具や骨董品をお譲り頂きました。 2022年9月28日 | ![]() |
販売価格 150,000円 材質は天然木です。時代は江戸から明治にかけてのものだと思われます。この急須盆を買取させて頂いたお家は、江戸時代より続く旧家で、このお宅で昔から使われていた急須盆で、昔の職人技が見られる逸品です。珍しい作品で、急須盆に象嵌細工が丁寧に施され、天然木の木目や、時代を経た木味が素晴らしい逸品です。裏側に作者の銘が入っておりますが、作者についてはよく分かりません。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように状態の良い品物です。 最近では煎茶道具が中国茶の愛好家のお客様の間で人気があり、少し説明させて頂きます。古美術骨董業界では、茶道と言えば、裏千家、表千家 のお抹茶が主流でしたが、最近ではアジアのお客様が多くおられ、煎茶道具が人気です。煎茶道は元々アジアから入ってきており、中国茶と同じような作法で、道具も同じような道具を使います。そのような昨今ですが、日本の茶人が昔アジアから輸入した唐物と言われる中国美術の作品が人気です。特に昔の道具は人気で、中国で作られた100年以上前の煎茶道具は 一点数十万円でお引き取りさせて頂くこともあります。 |
骨董品売却依頼で地方のお客様より洋画をお譲り頂きました。 2022年9月26日 | ![]() |
売却済 この洋画は田崎広助の朱富士で、大きさ約38×45㎝のキャンバスに油彩で描かれています。額装で左下にサインがあり、田崎広助鑑定登録会の鑑定証が付いております。山岳画家である田崎広助の最も得意とする風景画で、輪郭線がハッキリと描かれた力強い朱富士です。絵具の剥脱も無く、非常に保存状態の良い油絵です。田崎広助は日本を代表する洋画家の一人で、阿蘇や桜島など日本の山々を多く描き、文化勲章を受章しました。温かみのある色彩を用いた豪快で大胆な構図で、日本の有名な山を描いた作品は愛好家に人気があり、特に赤富士や阿蘇山を描いた名品が高価買取対象です。(No.40) |
近世・近代の彫金細工・金工細工
彫金細工、金工細工は刀や刀装具、鎧兜(よろい、かぶと)から始まり、現在、鎧兜は、骨董品買取の際には高価買取させて頂く品々も多くあります。
自在置物
江戸時代、明珍派の甲冑師たちがはじめた「自在置物」は、龍、蛇、鯱、鯉、海老などを本物そっくりに、実際に動かせ、すべて鉄で作られていました。
自在置物の作者には、明珍宗察、明珍宗安、明珍吉久、明珍宗清、明珍宗光、などがいます。
骨董品買取の際には、一千万円を超える高価買取の品物もあり、博物館等に収められております。
万国博覧会と彫金細工・金工細工
明治9年の帯刀禁止令以降、刀装具の制作を生業としていた彫金家は、とっても大変な時代を迎え、将軍家のお抱えとして活躍した椎名家、西村和泉、粉川市正、太田駿河守などの名跡が次々と廃業しました。
そのような危機的状況を救ったのは、万国博覧会でした。
明治に入ると、明珍派では作られなくなり、京都で工房生産が始まりました。
銀、赤銅、素銅、四分一などを用いて、土産物向きの小型の作品を多く生み出しました。
それらの品々は、欧米にはないカラフルな象嵌は各地で注目を浴び、日本古来の彫金細工の技と、彫金家の工夫と努力で明治期の彫金が花開いていったのです。
現在では、日本を代表する、骨董品、古美術品で、高価買取できます。
彫金技法
彫金技法は、主として「彫る技法」、「嵌める技法」、「打つ技法」があります。
彫金技法の種類では、毛彫り、打ち込み、鋤彫り、平象嵌、高肉象嵌、片切り彫り、等
色金材料
色金材料では、純金、青金、火銅、赤銅、純銀、朧銀、四分一、黒四分一、白四分一等。
たとえば、四分一とは銅75 % ・銀25 % の合金です。
また、白四分一とは、銀が60 % 以上、銅40 % 以下で、銀を多く含んだ合金材料です。
火銅とは、真赤な朱色の特殊な銅で、煮込んで着色し作られ、現在では作れません。
江戸、明治ならではの職人技が生かされ、現在では再現できない彫金細工、金工細工が
世界中から注目されており、日本の骨董品の代表的な品物になっています。
骨董品買取の際には、数百万円の高価買取できる品物もあります。
彫金細工・金工細工の作家
骨董品買取の際、作家の中でも、下記の作家は、特別高価買取できます。
鈴木長吉、大島如雲、加納夏雄、海野勝珉、正阿弥勝義、香川勝広、荒木東明、一宮長常、岡崎雪声、香取秀真、香取正彦、金谷五郎三郎、山田宗美、黒瀬宗世、後藤一乗、高村豊周、秦蔵六、など
彫金細工・金工細工の買取例