当店は日本の古い根付を高価買取します。
日本人は、ポケットの無い着物を着用したので、巾着や印籠を着物の帯から提げて持ち歩きました。
その留め金具が根付です。
江戸後期には実用性や装飾性のある「根付」が主流となり、富裕層が所持した印籠や根付には、晴れの場で身に着ける装身具として、蒔絵や象牙等が使用された、日本人独自の職人技の逸品、細かい彫刻や蒔絵が素晴らしい作品が多くありました。
明治時代に入ると、海外から高い評価を得て輸出用に数多く生産されました。
現在、多くの根付が独立した古美術、骨董品として収集され、骨董品買取の際には、高価で買取されております。
根付の素材は、象牙、イノシシやセイウチの牙、鹿の角、骨、黄楊などの木製、陶器、彫金金具、漆、琥珀、珊瑚、等で、蒔絵や透かし彫りの品物もありました。
それらの形状は、からくり根付、差根付、面根付、形彫根付、饅頭根付、鏡蓋根付、箱根付、等があります。
これらの中でも、蒔絵や彫りがあるなどの細工、時代、材質によっては骨董品買取の際、高価買取できる品物も数多くあります。
作家別では、幕末頃、明鶏斎法實、懐玉斎正次、光廣、龍珪、寿玉、忠義、一旦、一貫、正直、亮長、豊昌ら名工が活躍しました。
明治になると根付は実用品ではなく美術品として欧米に輸出されるようになり、東谷、如藻、森田藻己、谷斎、石川光明、森川杜園、加納鉄哉らが名品を生み出しました。
象牙、骨製、木彫の根付等、骨董品の根付は世界の人々からコレクションとして大変人気があります。
買取の際には高価で買取できる品物も多数あります、是非一度骨董店にご相談ください。
根付買取
買取した品物のご紹介
骨董品売却依頼で古陶器の馬の目皿や、数点の諸道具を宅配でお譲り頂きました。 2023年6月5日 | ![]() |
売却済 先に品物を紹介させて頂きます。このお皿は保存状態も良く、殆ど使用されていない未使用品に近い品物です。このお皿は馬の目皿と言われ、瀬戸で江戸時代後期以降に量産品として焼かれていた皿の一種です。面白い図柄で、明治時代には非常に人気があり大量生産されてきました。鉄絵で皿の内側、縁に沿うように渦巻き模様が大胆に描かれており、この手の皿が馬の目皿と呼ばれるようになったのは明治の頃と思われます。このような逸品は、昔は沢山あり、便利に手軽に使われていて、役立つ逸品でした。共箱や合わせ箱はありませんが、ひび割れや欠け等なく、保存状態 の良い骨董品で愛好家に人気があり買取させて頂きました。 このような昔から有る図柄の骨董品は、いろいろな日本六古窯と言われる窯で焼かれていました。六古窯について説明させて頂きます。日本六古窯とは、日本古来の陶磁器窯のうち、中世から現在まで生産が続く代表的な6つの産地の窯の総称です。朝鮮半島や中国からの渡来人の技術によって開始された近世からの窯から区別される。日本人とやきものの関わりは縄文時代から続き、文化を深め2017年、日本遺産に認定されました。産地別では「瀬戸焼」愛知県瀬戸市、「常滑焼」愛知県常滑市、「越前焼」福井県丹生郡越前町、「信楽焼」滋賀県甲賀市、「丹波立杭焼」兵庫県丹波篠山市今田町立杭、「備前焼」岡山県備前市伊部が日本の焼き物の骨董品を代表する窯で、このような作品は買取させて頂きます。 |
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骨董品売却依頼で茶道具の釜や風炉を宅配でお譲り頂きました。 2023年6月4日 | ![]() |
売却済 先に品物を紹介させて頂きます。材質は鉄製です。蓋は銅器で出来ており、時代は明治時代から昭和初期頃のものだと思われます。保存状態も良く水漏れ等無く、現在でも使用可能です。鉄味が面白く、さすが伝承された昔の職人技が見られる逸品で、買取させて頂きました。共箱はありませんので、茶の湯の茶会では使えませんが、一人でお茶を楽しむにはもってこいの逸品です。最近ではコロナ禍で、表千家や裏千家でも茶会は少なくなりましたが、釜でお湯を沸かしてこそ茶道の良い所ですね。採光の加減で白く光っておりますが、写真をご覧のように、保存状態の良い品物です。昔の 職人技 が素晴らしい煎茶道具や 骨董品 は、高価買取させて頂きます。 真形釜(しんなりがま)は、茶の湯釜の形状のひとつで、茶湯釜の最も基本的な形とされ、口はやや内側に繰り込んだ繰口(くりくち)、肩はなだらかで、胴の中央に鐶付(かんつき)が付き、胴の上部と下部のつなぎ目に庇のように出ている羽(は)をめぐらした釜です。このように茶道ではいろいろな決まり事や昔からの約束事があり極めるにはそうとうな時間がかかります。 |
骨董品買取依頼で銅器の花瓶をお譲り頂きました。 2023年6月2日 | ![]() |
売却済 先に品物を紹介させて頂きます。この金工作品の花瓶は日本の骨董品で古くからある形です。昔の作品で、材質の銅の味わいある逸品で、中央に彫金細工が施されております。時代的には江戸時代から明治時代頃の骨董品ですが、もっと昔の味わいがある花瓶です。このような昔の職人技が伝承されてきて、象嵌細工や彫金細工が施された金工作品は、アジアのお客様に中国美術として人気があり高価買取させて頂きます。共箱はありませんが、昔に作られた時代を経てきた合わせ箱が付いており、作品の趣を際立たせております。 千年近く受け継がれた日本の金工品の歴史は長く、また明治時代になり帯刀禁止令が出て、昔の職人技に、工夫を凝らし、香炉や花入れ、自在金具を作り、それぞれ独自に開発された技法の金工作品は、規格が統一されて、カタログで販売できるようなブランド品ではありません。一点物の金工作品には多くの偽物があり、確かな鑑定眼が求められます。また、当店では、金工作品の入荷をお待ちのお客様も多数いらっしゃいます。一点数百万円の金工作品を販売できる信用と鑑定眼がある古美術やかたならでは、高価買取させて頂けるのです。 |
骨董品売却依頼で丹波焼の古陶器を宅配でお譲り頂きました。 2023年5月31日 | ![]() |
売却済 先に品物を紹介させて頂きます。この作品は抹茶道具の薄茶や煎茶道具で使われる茶入です。綺麗な仕覆が付いており、茶の湯では使いやすい大きさで手頃な逸品で買取させて頂きました。キズ等無く保存状態の良い茶入ですが、共箱では無く、お求めやすい価格で販売しております。シンプルな茶入ですが、昔の職人技が漂う、優雅な作品です。昭和初期頃に作られた作品ですが、昔の職人技の素晴らしさを取り入れた茶入です。保存状態も良く、箱も綺麗で最近では、中国茶や煎茶道具にも使われているようで、このような茶道具は買取させて頂きます。 近畿地方のやきものの里・丹波篠山。平安時代末期から鎌倉時代からはじまった丹波焼の特徴は炎の当たり方によって一品ずつ異なった表情を生み出すのが丹波立杭焼です。登り窯により最高温度約1300度で50〜70時間も焼かれるため器の上に降りかかった松の薪の灰が、釉薬と化合して窯変、「灰被り」と呼ばれる独特な模様と色が現出し、全体が少しピカピカした感じに見えるようです。江戸時代以後は釉薬や技法が多様になったが、現代の丹波焼でもその風合いを引き継いだ民芸調の作品が茶道具や骨董品にもよくみられます。
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地方のお客様より骨董品売却依頼で、水墨画や日本画を宅配でお譲り頂きました。 2023年5月29日 | ![]() |
売却済 先に品物を紹介させて頂きます。この掛軸は本紙は絹本で、山水画が描かれております。古い時代にはこのような山水画の水墨画が好まれ、多くの名品が残されております。この作者はそんなに著名な作者ではありませんが一般的に好まれる図柄で、愛好家の方には人気のある作品で買取させて頂きました。この掛け軸は日本画で絹本に描かれておりますが、一般的に水墨画は紙本に描かれているのが普通です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように保存状態の良い品物で、買取させて頂きました。 山水画の説明をさせて頂きます。山や渓谷、川といった自然をモチーフとして、墨のみで描かれる絵画のことです。人物画や花鳥画が実物を写し取るのに対し、創造の景色、実際には存在しないイメージとしての大自然を描くのが特徴です。世間から離れた理想郷を表したもので人生観そのものであるともいえます。中国で唐代後半に山水画の技法 として成立したのが水墨画です。特に水墨画で描かれる山水画のことを水墨山水画と呼びます。墨のみで描かれる南宋画(水墨画)と、着色された山水画の北宋画があり、鎌倉時代に日本に伝わったのは北宋画です。宋元の水墨山水画が輸入されたことがきっかけで、独自の墨の特徴を生かした水墨画の文化が発達しました。室町時代に雪舟、狩野正信などが描いた作品は、北宋の系譜に連なるものです。雪舟や狩野正信らが日本独自の技法で水墨画を描かくようになり、雪舟や狩野派が、室町時代末期から江戸時代まで続く、日本水墨画の主流となりました。 古美術やかたでは、お譲り頂いたお客様に、納得頂くことを第一と考えております。 |
骨董品 根付買取例
日本人は、ポケットの無い、着物を着て、巾着や印籠を、着物の帯から提げて持ち歩きました。
その留め金具が根付です。
紐で留め具に結び付けていたのは、江戸時代最初は、銅製の糸印を着用したのですが、その後、実用性や装飾性のある、「根付」が江戸後期には主流となり、晴れの場で身に着ける装身具として、富裕層が所持した印籠や根付には、蒔絵や象牙等が使用され、日本人独自の職人技の逸品、細かい彫刻や蒔絵が素晴らしい作品が多くありました。
明治時代に入ると、海外から高い評価を得て輸出用に数多く生産されました。
現在、多くの根付が独立した古美術、骨董品として収集され、骨董品買取の際には、高価で買取されております。
現在では、携帯電話のストラップに根付を付けている人もおられます。
根付の素材は、象牙、イノシシやセイウチの牙、鹿の角、骨、それらの材質は、象牙、セイウチの牙、鹿の角、黄楊などの木製、陶器、彫金金具、漆、琥珀、珊瑚、等で蒔絵や透かし彫りの品物もありました。
それらの形状は、からくり根付、差根付、面根付、形彫根付、饅頭根付、鏡蓋根付、箱根付、等、これらの中でも、蒔絵や彫があり、細工や時代、材質によっては骨董品買取の際、高価買取できる品物も数多くあります。
作家別では、幕末頃、明鶏斎法實、懐玉斎正次、光廣、龍珪、寿玉、忠義、一旦、一貫、正直、亮長、豊昌ら名工が活躍しました。
明治になると根付は実用品ではなく美術品として欧米に輸出されるようになり、東谷、如藻、森田藻己、谷斎、石川光明、森川杜園、加納鉄哉らが名品を生み出しました。