静岡県下田市には、上原近代美術館や上原仏教美術館など特色ある美術館があります。上原仏教美術館には、平山郁夫、村上華岳 ら日本を代表する日本画作家の作品が所蔵されております。静岡県下田市は、中村岳陵の出身地です。絵画愛好家のお宅などでは、中村岳陵が得意とする花鳥画や風景画などを拝見する機会も多くあります。静岡県出身の作家には、この他、日本画の秋野不矩、南画家の田中柏陰、洋画作家の宮永岳彦や北川民次などがおります。秋野不矩のインドの風景を題材にした作品なども人気があり高価に取引されています。宮永岳彦の婦人像、北川民次のメキシコ絵画のような作品も人気があります。どの作家にも言えることですが、やはり晩年の作品には深い味わいがありますので、高価に取引させて頂きます。著名な作家の作品の売却を検討される際には、一度ご相談頂ければと思います。静岡県の下田港は、江戸末期に米国ペリーの黒船が停泊し、わが国最初の開港の場所となったことで有名です。古くからの良港で、貿易や交易で運ばれてきた、海外や国内の面白い骨董品や茶道具、美術品に出会える地域です。唐物の茶箱、竹籠、玉器、更紗、景徳鎮で焼かれた煎茶碗などの骨董品をお譲り頂きました。日本の六古窯の丹波焼や信楽焼の形の良い壺 、江戸千家の書付がある茶入で、象牙の蓋に綺麗な模様が彫られている茶道具などもお譲り頂きました。海のある地域には、古い時代から文化が交流し、貿易や交易で、面白い骨董品や美術品が運ばれ大切に残されています。整理や売却の際には、ご相談ください。