買取例の説明
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茶道具買取で熊本県よりお送り頂いた、素晴らしい作品をご紹介します。九州よりお送り頂きますので、万が一の事故に備え、当社が保険を掛けてお送り頂きました。さすが初代と思わせる作品で、昔の煤竹をふんだんに使った大振りで、持ち手が天然の竹根を用いた味のある竹籠です。昔の 職人技 が素晴らしい 初代前田竹房斎の 逸品 で、 共箱 です。写真でご覧のように、 保存状態 の良い品物です。長年かかり煤竹が出来ます。どの作家にも言える事ですが、昔の竹芸作家は、素晴らしい煤竹の材料が多くありましたので、荒々しい煤竹や竹根を多く使った作品を沢山作ることが出来ました。しかしながら現在では材料の煤竹が無く、なかなか高価買取出来る作品が少なくなりました。
いろいろな種類の 竹籠 がありますが、一般的には日本の竹籠は、昔の囲炉裏端で使われていた煤竹が使用されています。しかしながら、煤竹は囲炉裏端も無くなり、生産できる材料ではなく、何十年もかかり色合いの良い煤竹となり、竹籠の材料の煤竹がありません。その為、今の竹芸作家は昔のような色合いの素晴らしい煤竹も無く、細い竹や色の違う竹を利用し、制作しています。
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