岡山県津山市は、海外でも高く評価されている、有名な金工作家の正阿弥勝義の出身地です。津山藩お抱えの彫金師の三男として生まれ、18歳のときに岡山藩お抱え彫金職人の名家、正阿弥家の養子となって、正阿弥家の9代を継承しました。刀装具の需要がなくなった明治維新後には、その培った技巧を生かして、花瓶や香炉などの室内装飾品や彫像などの美術工芸品、茶道具などを制作し、素晴らしい名品や逸品の数々を残しています。国内、海外のたくさんの博覧会や美術展に出品し、高い評価を受け、その中の逸品が、ボストン美術館にも収蔵されています。岡山県では、正阿弥勝義の作品を拝見させて頂く機会が多くあり、素晴らしい彫金細工の名品をお譲り頂いたことがあります。岡山県津山市は、由緒ある津山藩の城下町で、武家文化や茶の湯の文化も育まれました。岡山県津山市は、人口も多くたくさんの方が、お住まいで、素晴らしい名品や珍品をお譲り頂く機会も多くあります。土地の名士のお宅から、根付や煙管筒、手作りの茶托、煎茶盆など、昔の職人技が素晴らしい古い時代の貴重な骨董品や茶道具、美術品を頂きました。昔の天然木で作られた骨董品は海外のお客様が好まれ、思わぬ品物がコレクターに高値で引き取られることもあります。日本独自の伝統技術を生かした木彫りの根付、煙管、煙管筒などの骨董品や美術品、香合や煎茶盆などの煎茶道具の整理や売却の際には、ご連絡をいただければと思います。