三重県紀宝町は和歌山県新宮市の近くで、新宮市のベッドタウンとして発展している地域です。のどかな住宅街が広がり、珍しい骨董品をお持ちの方も多くお住まいです。三重県紀宝町は歴史も古く茶道文化も残る地域で、茶道具の愛好家の方からご相談を受けたことがあります。 中国陶磁器の七官青磁や天龍寺青磁の素晴らしい逸品 、また景徳鎭窯や祥瑞の珍しい茶碗や茶入れなど 唐物の茶道具や美術品の数々を拝見しました。日本の作品では田辺竹雲斎の茶箱や竹籠、木味が良く面白い形の煎茶盆、茶托などを拝見し、一部をお譲り頂きました。 三重県紀宝町は吉野熊野国立公園になっており、紀伊山地の霊場と参詣道は世界遺産に登録されました。 豊かで広大な三重県の山林が広がっており、古くから森林資源を生かした製紙業や製材業が盛んです。 古くから林業が盛んだった三重県紀宝町ならではで、面白い古道具を拝見させて頂いたこともあります。 骨董品の古道具や煎茶道具が多くあり、急須や置物をお譲り頂きました。また、製紙工場や関連企業を営むご家庭なども多く、経済的にもゆとりがあり、骨董品や美術品に興味をお持ちのお宅も多くあり、出張に伺うのが楽しみな地域です。