買取例の説明
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遠くまで出張させて頂き、金工作品の 愛好家 の方から、金工品を買取させて頂きました。非常に素晴らしい作品で、丁寧な 彫金細工 と 象嵌細工 が施された刀装具の鍔で、お店飾りになり喜んでおります。美術俱楽部に三ヶ月に一度は行きますので、関東方面の静岡県でも伊東市で、ついでに寄る事が出来ました。時代は江戸時代の 逸品 で、喜多川宗典(京都出身で、彦根に住み、号は、藻柄子)の作品です。素晴らしい 透かし彫り が施され、古い時代の、味わいのある職人技が見られる作品です。非常に状態の良い作品です。採光の加減で白く光っております。嵌める技法と彫る技法の 彫金細工 や 象嵌細工 が素晴らしい、明治時代前後の作品は、高価買取させて頂きます。
刀の部品は、鍔、小柄、笄、目貫、縁頭などに簡単に分類されます。なかでも 小柄 ・笄・ 目貫 は「三所物」と言われ貴重な 刀装具 として大切に扱われました。彫金技法には主として彫る技法、嵌める技法、打つ技法がありますが、刀には 日本古来 の このような伝統技術 の 象嵌細工 や 彫金細工 などの精巧な 彫刻 が施されています。明治時代に活躍された金工作家で帝室技芸員や人間国宝の作品は高価にお譲り頂けます。