当店は、森川杜園の買取いたしております。
森川杜園の買取はお気軽にご相談ください。
当店も長年古美術商を営んでおりますが、日頃骨董品と馴染みのない皆様も多く、一般のお客様や、買取店からもご相談のお電話をよくいただきます。
古美術骨董品の買取と森川杜園の買取について詳しくは下記をごらんください。
森川杜園作品の鑑定・査定・買い取り・購入
①森川杜園売却希望のお客さまへのご案内(査定・売却の流れ)
- お問い合わせ
- 当店には骨董品買取担当者がおります。 全国対応しておりますので、 買取のご相談でご来店いただくお客様は、 必ず、事前にお電話 075-533-1956 でご相談ください。 メールに骨董品の画像を添付してお問い合わせいただく場合は、 yakata-@nifty.com までお願いいたします。
- お見積り
- お問い合わせの骨董品についての説明や品物の価値、お買取可能かどうかをご相談いたします。 小売価格をもとに買取、買受価格を決定しておりますので、卸売価格やオークション価格ではなく、高価に買取させていただけると考えております。 また、見積り、買取、その際の出張費用はすべて無料でいたしております。
- お取引成立
- 当店では、お客様に納得していただくことを第一に考えております。 店頭で販売する価格をお客様にご提示、ご説明させていただきます。
- お支払い
- その場で現金をお支払いいたします。
②当店の強み
森川杜園-もりかわとえん(1820-1894)
奈良に生まれる。江戸後期~明治時代の彫刻家。
幼名は友吉、のち扶疏、杜園は号。
代表作は「竜灯鬼」 生家は奈良で紀州藩(和歌山県)の銀方御用を務める一方、公事宿を営んだ。
13歳のころから絵画を内藤其淵に学び、16歳で奈良奉行に絵の御用を命じられた。
18歳で春日神社の古材で作る彩色木彫の奈良人形の制作を学び始め、1856年、春日有職奈良人形師となった。
簡単な刀法で写実感を示す独特の彫技に新機軸を発揮し、奈良一刀彫の祖ともされる。
「蘭陵王」など、鹿や能・狂言に取材した木彫作品にすぐれ、動物、ことに鹿の制作に巧みである。
彼の作品には名品が多く、明治天皇に献上した舞楽納蘇利置物・法隆寺九面観音模像等の傑作がある。
正倉院宝物や古彫刻の模作にも従事し、江戸期の職工から近代の彫刻家への過渡的存在として重要である。
晩年は帝国博物館の委嘱で,東大寺や法隆寺の仏教彫刻の模刻に妙技を発揮した。
また和歌を伴林光平に学び、狂言・点茶等も能くした。
1842年、大蔵流狂言師山田弥兵衛を襲名。
1893年、「牝牡大鹿」の大作をシカゴ万国博覧会に出品。
内国勧業博、シカゴ万博などで受賞。
1875年には吉野如意輪堂の扉を模造、古彫刻の模作にも長じる。
1877年(明治10)第1回内国勧業博覧会に『蘭陵王(らんりょうおう)』『鹿(しか)』
1881年の第2回には『竜灯鬼』を出品して妙技一等賞を得た。
1892年には法隆寺九面観音像を模し、町田久成に認められ、正倉院宝物の模造にも従事し伝統的彫技を振るった。
1894年(明治27)死去、75才。