売却済
2022年6月11日
この甲冑は当世具足と言われる鎧の一様式で、鎧櫃に入っております。兜は鉄製で鉄味も良く、細部まで非常に丁寧に作られており、筋の部分には銅の覆輪が施されております。このような綺麗な逸品は最近では殆ど見る事が出来ません。銅丸には彫金細工や象嵌細工は無くシンプルな甲冑ですが、小具足などの付属品も付いており、保存状態の良い名品です。久しぶりに名品をお譲り頂き、高価買取させて頂きました。
一般的に、時代の古い甲冑や、彫金細工や象嵌細工が施された細密な作りの甲冑、表面が漆塗や装飾加工が施された鎧兜、地金が鉄の鎧兜が高価買取対象です。また、日本独自の美術工芸の粋が凝らされた、芸術性の高い珍しい甲冑や変わり兜は、海外の愛好家に非常に人気があり、数百万円の価格で取引されることもありますので、売却をお考えのお客様は、是非古美術やかたにご相談くださいませ。