売却済
写真12枚掲載、ご覧下さい。
2022年3月16日
このお客様は写真をお送り頂き、本来では中国では明末清初頃に作られたは民窯の粉彩陶磁器ですが、後づくりで、本来の時代ではなく後の時代に作られた逸品だと思われ、詳しく説明させて頂きました。やはり信用と信頼のある骨董店に相談して良かったと話され、神奈川県大和市より宅配買取でお送り頂きました。当店では販売価格を提示し、ホームページにも掲載してお客様に納得頂くように営業しております。お譲り頂いた中国陶磁器を紹介させて頂きます。
本来では中国では明末清初頃に作られたは民窯の粉彩陶磁器ですが、この逸品は後作りだと思われます。明末清初頃の名品の市場価格は一千万円を超える作品もあります。明末清初頃の中国の陶磁器を説明しておきます。清時代までに中国の 古陶器 は、頂点を迎える素晴らしい、開発や技術の進歩によって明末清初には名品と呼ばれる陶磁器が数多く生産されました。
この時代には、康熙(こうき)年間〔1662~1722〕には御器廠が再開され、端整な宮廷用の陶磁器が生産され、雍正(ようせい)年間〔1723~1735)と乾隆(けんりゅう)年間〔1736~1795〕には生産技法も最高潮になり、粉彩と呼ばれる七宝の技法を用いて作られた磁器も生まれました。一方、日本の時代では江戸時代頃ですが、官窯が衰退していく明末清初には民窯が活発になり、景徳鎮の民窯では金襴手や芙蓉手などが焼かれ、輸出先の好みに合わせた製品を生産されるようになりました。