掛軸の表具は、昔は数珠で揉み、時間をかけて仕上げられております。
一般的に良い品は表具裂も高価な物が使われ、手間をかけて作られるため、重さが重い物(重量感のあるもの)に高価な品物が多くあります。

また、本紙は書や南画系の絵を除き、一般的に紙本や絹本、金銀地に描かれており、金地や銀地の品物に高価な物が多く、紙本には簡単に描かれた品物が多く見られます。