kawabata1-2

売却済
2022年4月20日

大阪のお客様で、昔京都の祇園骨董街で抹茶道具の棗や茶碗を買われ、茶の湯に趣味を持たれていたのですが、最近ではコロナ禍の三蜜で茶会もなく、売却したいと思われ寝屋川から京阪電車で当店まで、茶道具の品物を持って来店頂きました。京阪三条の駅から当店まで歩いて2分です。昔祇園骨董街に来られていたので、当店の事もよくご存じで古美術やかたを選んで頂いたようです。このお客様もやはり買取も販売もしている骨董品店だからこそ安心して売却頂いたのだと思われます。

川端近左の茶道具ので、大きさは約7×7cm、綺麗な蒔絵が施されており、内側も美しい銀地です。瑞雲とは仏教などで、おめでたい兆しとして出現する、紫色や五色の珍しい雲の事で、お正月によく使用されます。この作品は保存状態も良く、綺麗な逸品で蒔絵も丁寧に施され、昔の職人技が冴える名品です。しかし、最近ではコロナ禍で抹茶道具は人気が無く、この作品の買取価格も十万円まででしょう。