売却済
写真7枚掲載、ご覧下さい。
2022年2月16日
他府県のお客様で何代も続いたお宅のお客様ですが、「間もなく建て替えて取壊しをする予定でいます。」と、地方の旧家のお屋敷で蔵を持っておられるお宅よりお電話を頂きました。いろいろな逸品があるらしく、整理して次世代に継承したい品物もあるので、出張して作品の評価や整理をお願いしたいと話されていました。石川県の小松市のお客様で、交通の便も良く、即日出張させて頂きました。詳しく説明させて頂き納得頂いて、本日紹介させて頂く古陶器や数点の諸道具をお譲り頂きました。
染付のこの古陶器は中国の陶磁器で、日本の時代では、江戸時代の初めに作られた陶磁器です。清朝の陶磁器で、清朝の工芸についても技術的に高度な発展を遂げています。陶磁器については、官窯の王朝直属の陶磁窯に優れた作品が見られ、清朝の官窯は、前代の明王朝の技法を継承しており非常に高価に取引されています。官窯とは宮廷向けに作られたの陶磁器の総称です。しかしこの逸品は清朝の作品の一点物ですが、時代も若くフリモノや汚れの有る、民間の窯で作られた逸品で、買取価格は数万円でしょう。