売却済
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2022年7月31日
天然の瓢箪を二段に分けて作られた菓子器です。蒔絵はありませんが、内側には漆塗りが施されており、昔の職人技が素晴らしい逸品です。瓢箪という形は縁起の良い形で、裏千家お家元淡々斎の書付が付いており、茶の湯の御茶会で使用して頂けます。長い年月を経てきた逸品ですが、保存状態の良い漆芸作品です。瓢箪は夕顔の変種とされ、「ひさご」とも「ふくべ」とも呼ばれており、初夏に白い花を咲かせ、実は昔から器などにして親しまれてきました。縦に割り、水をすくったりもされたことから柄杓も「ひさぐ」から「ひしゃく」となり、「ひさご」から由来する言葉とも言われています。