売却済
写真8枚掲載、ご覧下さい。
2023年6月4日
先に品物を紹介させて頂きます。材質は鉄製です。蓋は銅器で出来ており、時代は明治時代から昭和初期頃のものだと思われます。保存状態も良く水漏れ等無く、現在でも使用可能です。鉄味が面白く、さすが伝承された昔の職人技が見られる逸品で、買取させて頂きました。共箱はありませんので、茶の湯の茶会では使えませんが、一人でお茶を楽しむにはもってこいの逸品です。最近ではコロナ禍で、表千家や裏千家でも茶会は少なくなりましたが、釜でお湯を沸かしてこそ茶道の良い所ですね。採光の加減で白く光っておりますが、写真をご覧のように、保存状態の良い品物です。昔の 職人技 が素晴らしい煎茶道具や 骨董品 は、高価買取させて頂きます。
真形釜(しんなりがま)は、茶の湯釜の形状のひとつで、茶湯釜の最も基本的な形とされ、口はやや内側に繰り込んだ繰口(くりくち)、肩はなだらかで、胴の中央に鐶付(かんつき)が付き、胴の上部と下部のつなぎ目に庇のように出ている羽(は)をめぐらした釜です。このように茶道ではいろいろな決まり事や昔からの約束事があり極めるにはそうとうな時間がかかります。