売却済
写真13枚掲載、ご覧下さい。
2022年9月7日
一恵斎芳幾(天保4年~明治37年)の「行列高縄ノ賑ひ」の大判の木版画で、三枚続の作品です。時代は江戸時代末期から明治時代にかけてのものだと思われます。芳幾は幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師で、号は一恵斎、朝霞樓、晒落斎などです。数ある歌川国芳の門人の中でも、月岡芳年と並び称される存在で、美人風俗画や役者似顔絵などを得意としています。写真をご覧のように、端の部分に少し折れやシミがありますが、保存状態の良い品物です。このような昔の素晴らしい骨董品や茶道具は、買取させて頂きます。
この作品は浮世絵版画なので、高価な浮世絵版画の説明をさせて頂きます。浮世絵版画は、太首や役者絵、また美人画や風景画といろいろな作品がありますが、日本の骨董品のなかでも、世界の人々に人気があり、最近では非常に高価な価格で取引されています。やはりグローバルな世界では、世界中で人気がある作品が愛好家やコレクターに喜ばれています。特に江戸時代の浮世絵版画は、人気があり、この数年の間に非常に高価な日本を代表する骨董品となりました。日本の骨董品は、茶の湯の世界等の作品が値下がりしていますが、反対に浮世絵版画は高騰しております。