売却済
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2023年5月13日

京焼を代表する著名な作家、四代 三浦竹泉(明治44年~昭和51年)の作品です。二代の長男で、昭和6年に四代を襲名、骨董品も作っておりますが、主に煎茶道具茶道具を製作し、作品は優雅のなかで緻密を極めました。綺麗な上がりの青磁で、さすが竹泉と思わせる昔の職人技が素晴らしい品物で、高価買取させて頂きました。共箱で二重箱に入っており、共布がついております。採光の加減で白く光っておりますが、傷んでいる箇所は無く、保存状態の良い品物で、このような煎茶道具の逸品は高価買取させて頂きます。

昔は煎茶道具があまり売れず、最近では中国茶と同じ道具を使うので人気があり、特に三浦竹泉は中国の人々に人気があります。この人気について少し説明させて頂きます。最近では、世界中どこでも行ける時代で、若者のコレクションも当時とは違い、世界で通じる作品や新しい草間彌生のような現代作家が現れ、過去の名品も価格が安くなってくる傾向があります。骨董品にも、時代の流れや流行があり、特に絵画や陶芸作品は、現代作家の作品が人気があります。また、作家の名前で相場価格の問い合わせをよく頂きますが、同じ作家の作品でも若書きと晩年の作品では、大きな差があり、図柄や簡単に描かれた作品と、時間を掛けた作品とでは、大きな価格の差があります。

古美術やかたは安心して売却して頂ければと思います。納得頂くことを第一と考えております。