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最近買取した品物のご紹介

出張させて頂き中国美術の水墨画の掛軸をお譲り頂きました。

売却済
写真5枚掲載、ご覧下さい。
2022年8月16日

この掛け軸は水墨画で中国の文人画家が描かれた中国美術の逸品だと思われます。中国の水墨画の歴史は古く、唐代に生まれ、朝鮮、日本に伝わって独自の発展を遂げました。このような水墨画は中国でも人気があり、日本の明治時代や江戸時代に描かれた名品は非常に高価に取引されています。この作品は保存状態も悪く、表具裂もそんなに良い古裂を使っておらず、本来の時代より後年に描かれた作品のように思われます。水墨画の簡単な解説をさせて頂きますと、東洋画の一つの様式で、墨一色、またはこれに淡彩を施した絵画の事を言います。中国の唐代に成立したとされる墨で表現される墨絵の代表的画法で、 墨線だけでなく、墨を面的に使用し、ぼかしで濃淡・明暗を表す絵画で、海外では、禅画と呼ばれています。

現在、古美術やかたにご来店頂き、お買い求め頂くお客様は、殆ど外国のお客様で、そのなかでも中国美術はたいへん人気があり、高価で取引されています。中国のお客様が買い戻しに来られているからで、現実、昔日本の茶人が当時購入された中国美術の価格よりも高い価格で買取させて頂けるのです。中国美術の作品には贋物が多くあり、査定や鑑定が非常に難しく、売却をお考えの方、是非古美術やかたにご相談下さいませ。

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骨董品売却依頼で帯留めや諸道具をお譲り頂きました。

売却済
写真8枚掲載、ご覧下さい。
2022年8月14日

綺麗な帯留めの逸品です。未使用品で、使わずに大切に保存されてきた作品です。小品ですがさすが永楽善五郎の作品で、上品さと存在感がある逸品です。共箱も綺麗で、著名な作家の十七代 永楽善五郎と花押落款が押されております。十七代 永楽善五郎は、父が永楽家十六代の永楽即全で、祖父が永楽家十五代の永楽正全のお孫さんです。平成十年一月一日に永楽家十七代永楽善五郎を襲名されました。幼年期から絵を描くことを好まれ、やがて専門的教育を受けるために東京藝術大学日本画科に進学され、そして大学院工芸家に進み陶芸への道に入られました。大学院修了作品の吹墨色絵雪華に鴛鴦文皿は母校の東京藝術大学にお買い上げとなっています。

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骨董品売却依頼で面白い品物をお譲り頂きました。

売却済
写真7枚掲載、ご覧下さい。
2022年8月13日

この人形は人形作家が作られた逸品ではなく、花柳章太郎が作られた逸品です。昭和初期頃に作られた人形で、面白い作風です。昔の作品ですが保存状態も良く、大切に仕舞われてきた逸品です。初だしで買い求めた作品で、共箱も付いており、古い時代の想い出が込められた作品です。この作品はお店で販売しているお求めやすい品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。

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茶道具売却依頼で、河井寛次郎の抹茶茶碗をお譲り頂きました。

売却済
写真8枚掲載、ご覧下さい。
2022年8月12日

この作品は河井寛次郎の鉄釉茶碗です。共箱ではありませんが、河井寛次郎は多くの試作品を作り、研究に励んでおられました。上りの悪い逸品や、景色の気に入らない逸品は、人々に差し上げておられたのだと思われます。河井寛次郎記念館に伺うと分かりますが、上絵付や飴釉、自然釉が施された陶片が、登り窯周辺に放置されております。この作品を持って、河井寛次郎記念館で箱書きと鑑定をして頂くと、3万円から5万円の費用が必要です。

昔の作家は大変な時間と努力を積み重ね、やっとの思いで独自の作品を作り上げます、少し作家の苦労話をさせて頂きます。一般的に芸術家が一生涯に制作された作品で、力作や秀作は制作した全作品の二割ぐらいだと聞いております。例えば、河井寛次郎の登り窯の周辺では多くの陶片が残され色や形を探るのに何千もの陶片を焼き、研究されていました。殆どの芸術家は、試行錯誤を何年も繰り返し、50歳頃になりようやく自分独自の作品が出来るようです。最近では才能は何もしなくてもすぐに開花すると思う若者も多くおられますが、プロスポーツやオリンピックの選手達は口を揃えて何年もかかり、周りの人に助けてもらい自分の 境地 にたどりつくと話されます。芸術家も同じで、研究して境地に入られた晩年の作品は、高価で取引されているようです。これらの作品を査定、鑑定する古美術商も当然、同じ事が言えるでしょう。

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断捨離をされているお客様より、浮世絵の版画をお譲り頂きました。

売却済
写真8枚掲載、ご覧下さい。
2022年8月11日

この作品は、豊国の作品で、両国夕涼之図です。三枚続きの作品ですが、保存状態も悪く、赤い色合いもきつく、明治時代に作られた逸品だと思われます。辛うじて三枚あり一つの物語を描いております。さすが豊国の図柄は素晴らしく、昔の職人技が冴える浮世絵の逸品です。浮世絵の木版画は復刻版の作品が、江戸時代より明治時代、昭和にも多く作られており、簡単に見分けられるものではありません。そして、この作品を見て頂くと分かりますが、周りに縁が付いています、この縁が大切で縁の無い作品は買取価格も安くなります。

浮世絵版画は、太首や役者絵、また美人画や風景画等、多くの作品がありますが、人気があるのは江戸時代の浮世絵版画で、世界中の人々に愛され、多くのコレクターがおられます。最近の様などこにでも行けるグローバルな時代には、やはり世界で通用する逸品が人気で、浮世絵版画は最近では非常に高価な価格で取引されています。小さい紙きれで、持ち運びに便利で、非常時にも簡単に持ち出せ、世界中に愛好家がおられ、換金するのも簡単です。

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永楽善五郎の花入れをご高齢のお客様よりお譲り頂きました。

売却済
写真9枚掲載、ご覧下さい。
2022年8月10日

著名な作家の永楽善五郎の作品で交趾鶴首の花入の逸品です。たっぷりと掛けられた交趾の釉薬の色が綺麗で上りの良い逸品です。保存状態も良く、スレホツも無く、大切に使用され、未使用品の作品です。昭和初期頃作られた逸品で、茶の湯で好んで使われてきた茶道具ですが、長年の年月を経ても綺麗な共箱が付いております。永樂即全(十六代)の父は十五代永楽正全で、父亡き後、昭和9年に善五郎を襲名します。京の伝統陶芸協会 初代会長で、三千家の職方として務めをはたされ、千家十職の一人です。

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代々続いたお宅の貴重な煎茶道具で、蒔絵が素晴らしい香合や諸道具をお譲り頂きました。

売却済
写真8枚掲載、ご覧下さい。
2022年8月9日

蒔絵が綺麗な香合です。共箱はありませんが合わせ箱に入っています。昔の職人技が素晴らしい逸品で、丁寧に作られた作品です。平蒔絵で丁寧に描かれており、長い年月を経てきた逸品ですが、保存状態の良い漆芸作品です。平蒔絵の中でも消し平蒔絵で作られております。消し平蒔絵は、漆を使って出来るかぎり薄く絵を描き、その上に消し金粉と呼ばれる金粉を粉筒または真綿に付けて蒔きます。漆の部分には全て金粉が付着し、蒔いた跡がはっきりと表れます。漆が乾いたら、摺り漆をし再度乾かします。この工程によって金粉がしっかり付着します。漆が乾いたところで、完成となります。

この作品のような漆芸品は保存状態が大切で、漆器の保存の仕方を説明させて頂きます。
漆器は非常に傷が付きやすいもので、タオル等の毛羽立ったものでの手入れは止めて下さい。漆器のお手入れ専用の物があると一番です。一般的な漆芸品は、耐水性はまあまあありますが、水につけるのは良くないと思われます。濡れ手ぬぐいで軽く拭く程度で十分です。お椀など食器類は水洗いできますが、一つ一つ洗った方が確実です。また、洗剤の使用は避け、乾燥の際は直射日光は避けてください。お使いの際にはあまり熱いものを急に入れると色焼けの原因となることがあります。お椀をしっかりと温めてから入れてください。

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最近では珍しい螺鈿細工の漆芸品を、骨董品売却依頼でお譲り頂きました。

売却済
写真8枚掲載、ご覧下さい。
2022年8月7日

昔に作られた螺鈿細工の逸品ですが、丁寧な蒔絵に優雅な螺鈿細工が施された作品です。江戸時代から明治時代に作られた漆芸作品で、長年の年月を経てきた味わい深い香合です。螺鈿細工で長年使用されてきた作品ですが、保存状態も良く、共箱ではありませんが合わせ箱が付いております。ずいぶん昔の作品で、螺鈿細工は技法が難しい逸品ですが、昔の技法が使われており、伝承された職人技が見られます。

螺鈿の技法を説明させて頂きます。
主に漆器や帯などの伝統工芸に用いられる装飾技法のひとつで、貝殻の内側、虹色光沢を持った部分を切り出した板状の素材を、漆地や木地の彫刻された表面に嵌め込む技法で、螺は貝、鈿は散りばめることを意味して、そのような方法で工芸品が作られました。使用される貝は、夜光貝や白蝶貝、また黒蝶貝や青貝、そしてアワビ、アコヤガイなどが使われます。奈良時代に唐から輸入され、鎌倉時代になると鞍の装飾として好まれ、室町時代になると中国の螺鈿細工の素晴らしい技術も導入されました。そして、安土桃山時代には輸出用の漆器は南蛮漆器と呼ばれ、ヨーロッパとの貿易によって急成長を成し遂げ人気のある工芸品となり、其の後江戸時代の日本では鎖国により日本向けの螺鈿が主要の品物となり、現在の螺鈿細工の基礎が築かれて行きました。

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茶道具売却依頼で来店頂いたお客様より、水指や数点の茶道具をお譲り頂きました。

売却済
写真6枚掲載、ご覧下さい。
2022年8月6日

江戸時代から明治時代頃に作られた陶磁器の平水指しです。黒塗の蓋も付いており、茶の湯では夏のお茶会で好んで使われていた 逸品 らしく、保存状態も良く傷んでいる所はありません。この逸品は日本の古陶器だと思われますが、中国や韓国で作られた昔の透明感のある青磁白磁の陶磁器なら非常に高価に買取させて頂けるでしょう。茶の湯の茶人はこのような趣のある作品を好まれるようで、茶道具には多くの種類の諸道具が残されています。

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珍しい中国美術の仏画を数点お持ち頂き、買取させて頂きましたので紹介します。

売却済
写真3枚掲載、ご覧下さい。
2022年8月5日

菩提樹の葉に描かれた中国仏画で、保存状態の良い逸品ですが本歌の作品では無く、後の時代に描かれた逸品のようです。このような昔の時代の本歌の仏画は、非常に高価な名品で、残っている作品は殆どありません。この作品も岩絵具の色合いもしっかり残っており、やはりのちの時代に描かれた逸品だと思われます。仏画は本来の時代でなく、日本の江戸時代や明治時代の仏画でも、書き込みが良ければ、贋物や後作りの作品でも中国の人々には人気があります。本来の本歌の作品では、一世紀頃に興った仏教の二大流派で、大乗仏教や小乗仏教がある時代に描かれた逸品です。

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