最近買取した品物のご紹介
骨董品売却依頼を頂き、宅配で古陶器や茶道具をお譲り頂きました。
売却済
写真6枚掲載、ご覧下さい。
2022年6月26日
この蓋置は陶芸作品で、楽焼で出来ております。長年の年月を経てきた逸品で、金彩が薄くなつております。品物の保存状態は良く、傷んでいる所もありません。一閑人蓋置とは、井筒形の側に井戸を覗き込むような姿の人形がついた蓋置です。一閑人蓋置は、井戸覗(いどのぞき)とも、惻隠蓋置(そくいんのふたおき)とも言います。惻隠蓋置とは、人形を井戸に落ちそうな子供に見立て、孟子公孫丑上の「今人乍見孺子將入於井、皆有怵惕惻隱之心」で、今、人の乍ち孺子の将に井に入らんとするを見れば、皆な怵惕惻隠の心あり。にかけて作られた洒落た茶道具の蓋置です。
骨董品売却依頼で金工作品の刀装具をお譲り頂きました。
販売価格 500,000円
写真27枚掲載、ご覧下さい。
2022年6月25日
この金工作品は日本を代表する骨董品で、材質は赤銅で、時代は江戸時代の品物です。ご覧の様に、手打ちの魚子地が本体の際まで施されており、現在では見られない緻密な細工です。さすが、昔の職人技が素晴らしい彫金細工と象嵌細工で、月下夜舟図が見事に表現されております。両面ともに、華やかな彫金細工と象嵌細工が際立つ名品で、古い時代の、丁寧で味わいのある職人技が冴える逸品です。
江戸期は各諸大名のお抱え職人が古美術工芸品を制作しており、自分の名前や号を入れる事が許されない時代です。この鍔は無銘ですが、当時の習わしに沿った名品だと思われます。さすが江戸時代の作品で、現在ではなかなか見られない風格があります。伝承品で、長年の時代を経てきた重みのある風格が見られ、ご覧のように保存状態の良い名品です。箱が付いております。先代がコレクターのお客様より、直接買い受けた品物で、保存刀装具認定書が付いております。このような古い時代の刀装具の鍔は高価買取いたします。
骨董品売却依頼で出張し、金工作品を数点お譲り頂きました。
売却済
写真5枚掲載、ご覧下さい。
2022年6月24日
この金工作品の五徳を模して作られた蓋置は未使用品の様に綺麗な逸品です。共箱も付いており、箱も綺麗で、大切に保存されていた逸品です。山本閑浄は京都の釜師で、茶道具の金工作品や茶釜を多く作っておられます。最近では、このような茶道具や煎茶道具の金工品が、アジアのお客様や中国茶のお客様に人気です。鉄味も良く重量感があり、シンプルな逸品ですが、上品で存在感がある作品で、茶の湯では人気のある作品です。
当店がある祇園の街は、千年以上も都が続き、優れた職人が集まり、その職人技が生かされた逸品や名品と言われる古美術 骨董品が未だに数多く眠っている貴重な都です。
骨董品売却依頼で茶道具を宅配でお譲り頂きました。
売却済
写真8枚掲載、ご覧下さい。
2022年6月23日
この作品は茶道具の作家の逸品で、裏千家の宗匠の書付が付いています。非常に綺麗に作られた可愛い逸品で、 茶の湯では人気の作品だと思われます。志野焼について少し説明させて頂きます。志野焼は美濃焼の一種で、岐阜県で安土桃山時代に焼かれた白釉を使った焼物が元々の発祥です。志野焼には、赤志野や鼠志野などいくつかの種類があり、同じく美濃焼の一種である瀬戸黒とともに重要無形文化財に指定されている技法や、岐阜県の重要無形文化財に指定されている技法があります。製作方法は、可児市久々利から土岐市泉町久尻にかけて産出する、耐火温度が高く焼き締りが少ない五斗蒔粘土やもぐさ土という鉄分の少ないやや紫色やピンク色がかった白土を使った素地に、志野釉と呼ばれる長石を砕いて精製した白釉を厚めにかけて焼かれています。通常、釉肌には肌理の細かい貫入や柚肌、また小さな孔が多くあり、釉のかかりの少ない釉際や口縁には、緋色の火色と呼ばれる赤みのある景色が現れることもあります。
骨董品売却依頼で金谷五郎三郎の数点の金工作品の逸品を、買取させて頂きました。
売却済
写真5枚掲載、ご覧下さい。
2022年6月22日
きれいな作品で金谷五郎三郎の火箸です。共箱も付いており、保存状態も良く、丁寧に使用されてきた逸品です。本体に銘も入っており、正式な茶の湯にも使える逸品です。金谷五郎三郎は、京都を代表する金工作品の錺鋳物師で、代々同名を世襲し、茶道具や花器で名高い作家です。鍛金、鋳金、彫金など 伝統 的な金属工芸技法を駆使して、四百年余にわたって名品の数々を生み出してきました。特徴的な風合いを生む独自の金属着色法は「五郎三色」として知られ、父子相伝の技法として今に受け継がれています。その金属工芸技法は素晴らしく、近年には音色も注目され、火箸を利用した風鈴も人気があります。
金谷五郎三郎は日本でも屈指の金工作家で、簡単な日本古来の金工作品の説明をさせて頂きます。このような簡単な作品以外に、金谷五郎三郎も得意としていましたが、金属に毛彫りや片霧彫り等、彫る技法を施した作品を金工作品を、彫金細工が施された金工品と言います。日本の金工品や刀装具は、このような彫金細工が施されている作品が沢山あります。またこのような細工に加えて本体の地金に意図する図案の溝を彫り、別の地金を嵌め込む技法、象嵌細工と言われる豪華な技法があります。他には打ち出し技法や布目象嵌があります。
骨董品売却依頼で出張させて頂き、高僧の水墨画をお譲り頂きました。
売却済
2022年6月21日
この水墨画は、高さ約170cm、横幅約96cmの紙本に描かれた白隠の水墨画です。この作品は白隠を代表的する図柄で、白衣観音の面白い仏画の掛け軸です。大切に伝承されてきた掛軸で、非常に保存状態の良い逸品です。白隠慧鶴は、江戸時代中期の臨済宗の禅僧で、禅の教えを分かりやすく民衆に広める為に数多くの書画や著作物を制作しました。日本画の伝承された技巧にとらわれない豪放でユーモラスな作風は国内外で高く評価されており、白隠の墨蹟や面白い禅画など、晩年に描かれた古書画は、高価買取させて頂きます。
この掛け軸は、本物でお引き取り価格も百万円以上でお譲り頂きました。汚れや傷みがひどい掛軸、また落款や書付が読み取れない掛け軸でも高価な品物もあります。当店では、専属のシミ抜きや汚れを取る、表具の業者がおります、素人判断で触ったり、修理せずにそのままの状態でご相談下さい。また鑑定証や共箱は一緒にお持ちください。掛け軸の名品も数多く買取させて頂き、高僧の書画も得意としておりますので、お気軽にご相談ください。
骨董品売却依頼で来店頂き、素晴らしい根付をお譲り頂きました。
販売価格 400,000円
写真24枚掲載、ご覧下さい。
2022年6月20日
この根付は貴重な根付で、材質は牙で出来ているように思われます。時代は明治時代頃の根付です。先代がコレクターのお客様より、直接買い受けた品物です。彫る技法が素晴らしい逸品で、ご覧のように馬の毛並みの細部まで丁寧な彫刻が施されており、現在ではなかなか見られない存在感のある根付です。「正行」と銘が入っておりますが、作者についてはよくわかりません。古い時代の形彫根付ですが、大きな傷みも無く、ご覧のように非常に保存状態の良い品物です。採光の加減で白く光っておりますが、長年の時代を経てきた味わいがあります。近年、根付類はアジア圏からの輸入品が多くみられますが、当店では、日本の古い品物のみを販売しております。このような日本で作られた骨董品の根付、買取させて頂きます。
茶道具売却依頼で、中国茶にも使える天然素材の煎茶道具を、宅配でお譲り頂きました。
売却済
写真6枚掲載、ご覧下さい。
2022年6月19日
天然素材の煎茶道具や中国美術はアジアのお客様に人気があり、このような煎茶盆は特に人気があります。中国と言えば漢方薬が人気ですが、そのように中国の人々が好む 中国美術 には、玉や木のように天然で出来た素材が人気です。最近では当店でも、古美術骨董品をお買い求め頂くお客様は、殆ど外国のお客様で、中国のお客様は、昔、日本の愛好家やコレクターが海外より輸入した、唐物や中国美術の作品を買い戻しに来られています。唐物や中国美術の売却をお考えのお客様、是非古美術やかたに買取のご相談を下さいませ。
煎茶文化はもともと大陸から入ってきた中国の文化ですが、徐々に日本でも広まり煎茶道として現在に至っています。現在のアジア地区でのウーロン茶や中国茶も有名で憩いの一時の楽しみで、アジアでは庶民からも愛され親しまれています。当然、使う煎茶道具も同じような道具が使われ、アジアの人々にも日本の煎茶道具を好まれる方も多くおられます。特に鉄や銀などの金属で出来た煎茶道具や、天然の素材を使った諸道具が人気です。アジアの人々には好まれる茶壺、茶托、銀瓶、鉄瓶など今まで人気のなかったこのような天然素材の逸品が人気が出てきております。
骨董品売却依頼で、刀装具の鍔や諸道具を宅配でお譲り頂きました。
販売価格 250,000円
写真38枚掲載、ご覧下さい。
2022年6月18日
この作品は江戸時代の鍔で、日本を代表する金工作品です。銘も「近江 幸珉作」とあり、見事な彫金細工や象嵌細工で菊の花が表現されております。古い時代の、丁寧で味わいのある職人技が冴える逸品です。やはり江戸時代の品物は面白く、特に戦う道具の甲冑や鍔の金工作品は貴重な逸品で、外国のお客様にも人気があります。このように見て華やかな逸品は、特に外国のお客様に人気で高価買取させて頂きます。このような古い時代の刀装具の鍔は高価買取いたします。
骨董品売却依頼で倶利の逸品や中國美術の作品をお譲り頂きました。
売却済
写真6枚掲載、ご覧下さい。
2022年6月17日
この作品は中国美術の作品だと思われますが、保存状態も良く、きれいな逸品です。時代的には、後作りで日本の時代では江戸時代に作られた逸品だと思われます。本来の昔の中国美術の作品なら非常に高価に買取させて頂ける名品です。この作品は後づくりと言っても、結構古い時代に作られた物で、中国のお客様には人気だと思われます。この作品は倶利で出来ていますが、倶利とは、漆を用いた工芸で何度も、何度も、漆塗を塗重ね、その後に彫る技法で削られ、出来た模様が「倶利(ぐり)」です。漆は東洋特産のものですので東洋古美術に優れた名品が残されています。漆工の歴史は古く、中国や朝鮮の古墳や、日本でも縄文時代の古墳副葬品のなかに漆器が発見されています。
漆芸作品なので、ついでに保存の仕方を詳しく説明させて頂きます。漆器は非常に傷が付きやすいもので、タオル等の毛羽立ったものでの手入れは止めて下さい。漆器のお手入れ専用の物があると一番です。一般的な漆芸品は、耐水性はまあまあありますが、水につけるのは良くないと思われます。濡れ手ぬぐいで軽く拭く程度で十分です。お椀など食器類は水洗いできますが、一つ一つ洗った方が確実です。また、洗剤の使用は避け、乾燥の際は直射日光は避けてください。お使いの際にはあまり熱いものを急に入れると色焼けの原因となることがあります。お椀をしっかりと温めてから入れてください。