最近買取した品物のご紹介
骨董品売却依頼を頂いたお客様ですが、面白い茶道具を宅配でお譲り頂きました。
売却済
写真5枚掲載、ご覧下さい。
2022年6月16日
この白磁茶碗は図柄が無く白磁ですが、非常にセンスの良い器です。白磁や青磁の陶磁器はアジアの中国茶の愛好家の間では人気があります。抹茶道具で、ふっくらとした綺麗な円形の職人技が素晴らしい白磁茶碗です。割れやヒビも無く保存状態の良い逸品で、共箱が付いており、作家の作品です。この作品はお店で販売しているお求めやすい品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。
骨董品売却依頼で永楽善五郎の茶碗をお譲り頂きました。
売却済
写真9枚掲載、ご覧下さい。
2022年6月15日
永楽善五郎の茶碗で、十六代永楽善五郎の逸品です。保存状態も良く、茶の湯では好んで使われた逸品のようです。共箱も綺麗な作品です。乾山写の茶碗で、未使用品に近い保存状態の良い逸品です。「初笑」の銘があり、意味は、「その年初めての笑い」で、新年早々の茶席で使われる茶碗です。お抹茶の茶の湯では好んで使われる逸品でしょう。千家十職の十六代永楽善五郎(永樂即全)の作品です。
永樂即全(1917年-1998年)は、京都市に生まれる。父は十五代永楽正全。父亡き後、昭和9年に善五郎を襲名する。34年結成の 京都伝統 陶芸協会 初代会長。
骨董品売却依頼で来店頂き、印籠や根付をお譲り頂きました。
販売価格 600,000円
写真58枚掲載、ご覧下さい。
2022年6月14日
この印籠は最近ではなかなか見られない貴重な逸品なので、詳しく説明させて頂きます。紐が古く切れたので、写真1、2、3のように新しい紐に替えました。写真4以降は古い紐のままで撮っております。印籠 は昭和初期頃の作品で、材質は木製です。非常に 細密 に十六羅漢図が蒔絵で描かれており、現代の作家には見られない、迫力ある印籠で、「明峰」と銘が入っております。三浦明峰は、乾漆 蒔絵修理修復技術の第一人者として知られ、法隆寺宝物館や中尊寺金色堂、国立博物館収蔵の国宝・重文作品の修復などを手掛けた、著名な作家です。さすが昔の職人技と思わせる非常に細密な蒔絵で、この時代の古美術工芸品には、現代の優れた作家でも難しい蒔絵や細工が見られます。内部も非常に状態の良い品物ですが、高価な品物なので出来れば来店頂きご覧下さい。
緒締めは珊瑚で出来ております。根付は象牙で出来ており、丁寧に彫刻されております。採光の加減で白く光っておりますが、ヒビ割れ等無く、非常に保存状態の良い品物です。箱が付いております。4枚目以降の写真は以前の紐のままで写真を撮っています。
来店頂き骨董品売却依頼で、後日宅配で中国美術の逸品をお譲り頂きました。
売却済
写真8枚掲載、ご覧下さい。
2022年6月13日
この煎茶盆は中国美術の急須盆で、珍しく中央に翡翠が嵌め込まれており、面白い形で昔の職人技が素晴らしい逸品です。彫る技法も素晴らしく、また翡翠の色も緑掛かった素晴らしい逸品で、透明感があり最近では見られない作品です。中国美術ではこのような天然で出来た素材が大切にされ、高価買取させて頂きます。また、神や霊魂を呼ぶ、邪悪を払う、不老不死を呼ぶ、などと言われ、昔から中国やアジアのお客様には人気があります。
中国では珊瑚、翡翠、玉など昔から「パワーストーン」や「不老不死」と言われこの様な品々が大切に扱われてきました。珊瑚では、日本でとれる血赤珊瑚が人気があり、お引き取り価格も高価に買取させて頂きます。この煎茶盆のように中央が緑色の翡翠ですが、このような玉は、緑色の透明度が高く優れた色合いの逸品が好まれており、不老不死やパワーストーンとして人気があります。また漢方を大事にされる国柄で、香木も長寿や縁起の良い逸品として昔から、絶大な人気があります。
骨董品売却依頼で地方のお客様に来店頂き、茶道具をお譲り頂きました。
売却済
写真5枚掲載、ご覧下さい。
2022年6月12日
この茶道具は明治時代の昔の茶道具ですが、しっかり作られており、十分今でも使用できます。多くの茶道具を買取依頼でお持ち頂きましたが、保存状態も良く、殆どの品物が使用可能で綺麗な逸品でした。この品物はお求めやすい品物なので、先に紹介させて頂きました。ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。
来店ついでに骨董品売却依頼を頂き、後日宅配で甲冑をお譲り頂きました。
売却済
2022年6月11日
この甲冑は当世具足と言われる鎧の一様式で、鎧櫃に入っております。兜は鉄製で鉄味も良く、細部まで非常に丁寧に作られており、筋の部分には銅の覆輪が施されております。このような綺麗な逸品は最近では殆ど見る事が出来ません。銅丸には彫金細工や象嵌細工は無くシンプルな甲冑ですが、小具足などの付属品も付いており、保存状態の良い名品です。久しぶりに名品をお譲り頂き、高価買取させて頂きました。
一般的に、時代の古い甲冑や、彫金細工や象嵌細工が施された細密な作りの甲冑、表面が漆塗や装飾加工が施された鎧兜、地金が鉄の鎧兜が高価買取対象です。また、日本独自の美術工芸の粋が凝らされた、芸術性の高い珍しい甲冑や変わり兜は、海外の愛好家に非常に人気があり、数百万円の価格で取引されることもありますので、売却をお考えのお客様は、是非古美術やかたにご相談くださいませ。
骨董品売却依頼で、来店頂き刀装具を数点お譲り頂きました。
販売価格 400,000円
写真17枚掲載、ご覧下さい。
2022年6月10日
この刀装具は小柄ですが、貴重な逸品で材質は四分一で出来ており、象嵌細工や彫金細工が丁寧に施されております。古い時代の味わいのある職人技が冴える逸品です。「月光興」と銘が入っており、京都金工の名門である大月派の大月光興(1766年~1834年)の作品です。大月光興は絵を岸駒に学び、長沢蘆雪とも親交があったと言われています。このような名品は最近では滅多に見る事ができず、貴重な日本の骨董品と言えます。
骨董品売却依頼で、酒井田柿右衛門の名品をお譲り頂きました。
売却済
2022年6月9日
この作品は、高さ約11cm、幅約46cmの大きな鉢で共箱に入っています。人間国宝である14代 酒井田柿右衛門の濁手作品で、美しい枝垂桜が鉢いっぱいに描かれており、非常に華やかで素晴らしい逸品です。柔らかく温かみのある乳白色の素地が特徴で、柿右衛門の色絵磁器は、江戸時代にヨーロッパ等の諸外国へ大量に運ばれ、海外でもたいへん人気があります。
酒井田柿右衛門の作品は「濁手」の本人作と工房作品の「窯物」に区別されています。簡単に見分ける方法ですが、大量生産の工房作品には、作品の底に「柿右衛門」と青い字で書かれており、数物なのでお引き取り価格は安くなります。本人作の「濁手」柿右衛門は、作品の底には何も書かれていませんので、ご確認ください。本人作の「濁手」作品は、買取価格が百万円を超える事もありますので、売却をお考えのお客様は、お気軽にご相談下さいませ。
煎茶道具愛好家の当店のお客様がお亡くなりになり、子供さんよりその一部の茶道具をお譲り頂きました。
売却済
写真6枚掲載、ご覧下さい。
2022年6月7日
このような朱泥の急須は昔人気が無かったのですが、最近では中国茶の愛好家のアジアのお客様に人気があります。この逸品は小さな朱泥の急須で、漢詩が彫られています。仕覆も付いており、中国美術の逸品だと思われます。時代的には日本の時代では、明治時代から江戸時代に作られた逸品です。日本では常滑焼の山田常山が有名で、中国美術の逸品では孟臣 が有名ですが、なかなか本物がありません。このような漢詩だけ描かれた逸品で、昔の朱泥の急須の方が中国茶のお客様には人気があります。
煎茶道具の急須なので、急須の説明をさせて頂きます。場面に適した急須を選ぶだけでも、お茶の時間が快適で楽しくなります。急須の形を簡単に分けると、横手型・後手型・上手型・宝瓶の4つの形があります。急須の持ち手がどの位置にあるか、また無い場合によって分けられています。少人数でどんなお茶にも使える手軽さが特徴の横手型や、後手型の多めの湯を入れても持ちやすい形状、また上手型(土瓶型)は多人数にお茶を入れるため大型で、旅館や飲食店で使われています。そして宝瓶型は持ち手のない急須で、本体を直接持って注ぎます。急須は煎茶道具の中でも重要な道具で、昔から名品といわれるものがあります。中国の朱泥の急須では、万豊順記、三友居などの名品や恵孟臣、孟臣など著名な作家がおり、日本のものでは、青木木米、高橋道八、三浦竹泉等の作家が有名です。