最近買取した品物のご紹介
骨董品売却依頼で、面白い彫り物の根付や置物を宅配買取でお送り頂きました。
販売価格 450,000円
写真25枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月21日
材質は黄楊木で出来ており、黄楊木は伝統的に細工物の材木として貴重され、高級な櫛や将棋の駒の材として知られていますが、中国美術の世界では、高価な木彫りの作品に使用されています。日本の時代で言えば、江戸時代から明治時代にかけて作られたものだと思われます。細部まで非常に丁寧に彫られており、昔の職人の彫る技法が素晴らしい置物です。採光の加減で白く光っておりますが、保存状態も良く、傷んでいる所はありません。最近では黄楊木の作品は、中国のお客様に人気があり、中国美術のなかでも貴重な逸品だと思われます。
ご自分で買われた茶道具の売却依頼を頂き、水指や煎茶道具をお譲り頂きました。
売却済
写真8枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月20日
荒々しい信楽焼の杉本貞光の逸品です。面白い形でいかにも茶人が好きそうな作品です。保存状態も良く、未使用品に近い作品で大切に使用されてきた水指です。綺麗な共箱が付いており、茶の湯では好んで使用される逸品だと思われます。裏千家の鵬雲斎の書付が付いており、高値でお引き取りさせて頂きました。十五代裏千家お家元鵬雲斎の略歴は、大正12年、同志社大学卒業後、ハワイ大学修学、韓国・中央大學校大学院博士課程修了後、昭和24年、大徳寺管長後藤瑞巌老師のもとで修行され、斎号鵬雲斎を受け若宗匠となられました。昭和39年10月、裏千家第十五代家元となり今日庵庵主として宗室を襲名されております。
遠くのお客様ですが、骨董品売却依頼を頂き、宅配で伊万里焼や古陶器をお譲り頂きました。
売却済
写真6枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月19日
この蕎麦猪口は小ぶりですが、非常にセンスの良い器です。染付模様の蕎麦猪口は人気があり、大きさもお猪口の代わりにもなり、また中国茶の愛好家のアジアのお客様にも人気があると思われます。時代的は、江戸時代の作品で、古伊万里とまではいかないでしょう。割れやヒビも無く保存状態の良い逸品です。さすが伊万里焼で、丁寧に何度も精製された細かい上質の土を使われ、昔の職人技が素晴らしい名品で高価買取させて頂けます。後に、真似をして作られた、瀬戸焼等の陶磁器とは違う、日本を代表する陶磁器です。
有田皿山で作られた製品が伊万里港から積み出されたために、有田焼は通称 伊万里焼と呼ばれるようになりました。こうした400年の歴史の中で完成された伊万里・有田焼は一般的に「古伊万里」「柿右衛門」「鍋島」の三様式に大別することが出来ます。日用食器から観賞用の美術品まで揃えた品揃え、白く美しい磁肌、華やかな絵付、使いやすさ、高い耐久性で沢山のファンを魅了し続けています。
中国美術の掛軸なので、真贋は別として先に紹介させて頂きます。
売却済
写真6枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月17日
最近ではこのような中国美術の掛け軸が人気があります。贋物も多く有り、査定や鑑定が大変ですがやはり保存状態が大切です。この逸品は紙本で日本で言う文人画のような逸品で、納戸やに入れてあり汚れや傷みがひどく、直すのも高価な骨董品の掛け軸です。紙本に簡単な素描のように描かれた逸品で、やはり絹本に描かれた逸品が高価買取対象です。特に気を付ける事は、中国美術には後作りや贋物が多く有りますので、査定や鑑定の際には信頼ある専門店に依頼してください。
少し、掛軸の保存についてのお話をさせて頂きます。掛軸のお引き取り依頼や査定のご相談を数多く頂きます。先代から引き継いだ掛け軸の落款や箱書きが読めない、また読めても古い昔の作者でので価値や相場価格がわからない。引越し先に床の間が無い、納戸やお蔵に入れてあり汚れや傷みがひどい、いったい何処で直してもらうのか、など、掛軸についてのご相談の電話をよく頂きます。どの様なご相談でも、気楽にお電話頂ければ結構です。
ホームページを見て来店頂き、金工作品の刀装具の鍔をお譲り頂きました。
売却済
写真18枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月16日
材質は真鍮でできており、重量感のある品物です。時代は江戸時代のものだと思われます。在銘ですが、作者についてはよくわかりません。繊細な片切彫が施され、さすが江戸時代の丁寧で味わいのある職人技が冴える逸品です。採光の加減で白く光っておりますが、傷んでいる箇所は無く、保存状態の良い品物です。最近では刀装具が海外のお客様にたいへん人気があり、古美術やかたでは、刀や刀装具の買取をさせて頂いております。刀装具には日本独自の伝承された文化や歴史があり海外の人々も日本刀や刀装具には魅了されています。このように刀装具は、世界中の人々に知られ、日本を代表する美術品 、 骨董品です。特に象嵌細工や彫金細工などの精巧な技法は日本独自の技法で、人気があり世界中に愛好家がおられますので、このような古い時代の刀装具の鍔は高価買取いたします。
茶道具売却依頼で、染付の可愛い香合をお譲り頂きました。
売却済
写真7枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月15日
可愛らしい竹虎の染付の図柄で綺麗に使われてきた古陶器の香合です。綺麗な共箱で、裏千家の宗匠の書付もついております。このような昔の作品には、伝承された職人技が素晴らしい逸品が多く有ります。久世久宝( 初代)は、大田垣蓮月らとも親交を深め、裏千家円能斎よりその技量を認められ久宝の号を拝受しました。京焼の伝統陶芸家で、作風は粟田焼の優雅さを出した仁清写色絵付、青 金襴手、染付などの技法を得意としており、歴代久宝を継承して現在は五代目です。
茶道具売却依頼で、面白い古陶器の諸道具を数点お持ち頂き買取させて頂きました。
売却済
写真6枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月12日
瀬戸焼の茶入れで、綺麗な逸品です。蓋も丁寧な彫る技法で作られております。共箱はありませんが、合わせ箱が付いております。保存状態も良く、傷んでいる所はありません。瀬戸焼は、瀬戸市とその周辺で生産される陶磁器で、日本六古窯の一つです。この地では、原料となる良質の木節粘土・蛙目粘土や、ガラスの原料となる珪砂を採取できました。室町時代末頃までは古瀬戸と呼ばれ、椀、皿等の日用雑器の生産が多くなり、次第に生産拠点が美濃に移ります。「せともの」という言葉は、陶磁器を牽引してきた瀬戸焼からついた呼び名です。
お店に来店頂いたお客様より、後日宅配で中国美術の翡翠の香炉をお譲り頂きました。
売却済
写真12枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月11日
最近では、明治時代や昭和初期に作られた逸品も多く有りますが、この翡翠の香炉は小品で、昔に丁寧に作られた逸品です。彫る技法も素晴らしく丁寧に彫刻され、翡翠の色合いも透明感があり、玉器の素晴らしさが漂っています。台座の彫刻も丁寧に彫られており、昔の職人技が素晴らしく、木味の良い逸品です。やはり昔のこのような名品に近い逸品は、中国の愛好家のお客様には喜ばれる作品です。李朝時代の作品や唐物の逸品のご処分は、古美術やかたに是非とも買取依頼のご相談を下さいませ。
久しぶりに北大路魯山人の名品を骨董品売却依頼で、お譲り頂きました。
売却済
2022年7月10日
北大路魯山人の作品で、高さ約31×横幅約26㎝の伊賀焼の花入です。著名な作家である北大路魯山人ならではの大胆な作風で、非常に味わいのある釉薬が施されており、どっしりとした存在感のある逸品です。口の形は古陶器の伊賀焼のように繊細に作られており、少し直しも見られますが、その他はひび割れ等無く状態の良い品物です。共箱に入っており、以前、展覧会に出品された品物です。
北大路魯山人は、陶芸、漆芸、書、篆刻、絵画、料理など様々な分野で才能を発揮し、独自の美的世界を築き上げました。昭和30年には重要無形文化財保持者(人間国宝)に指定されますが辞退し、終始一切の会に所属せず、独自の研究と作風で制作を続けました。晩年の陶芸作品では、魯山人の代表作となる銀彩が生み出され、愛陶家やコレクターに非常に人気があります。そのような作品は、買取価格が五百万円を超えることも多くありますので、売却をお考えのお客様は、是非古美術やかたにお問い合わせ下さい。
骨董品売却依頼で、初代 三浦竹軒の茶碗や煎茶道具を宅配でお譲り頂きました。
販売価格 40,000円
写真18枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月9日
初代 三浦竹軒(明治33年~平成2年)の御茶碗です。作者は京焼の著名な作家、初代 三浦竹泉の三男で、三代 竹泉を継いだが、昭和9年に別家して竹軒と改号しました。竹軒の最も得意とする乾山風の華やかな抹茶茶碗で、職人技が素晴らしい逸品です。共箱・共布で、裏千家十五代家元鵬雲斎大宗匠の書付が付いております。採光の加減で白く光っておりますが、写真をご覧のように、大切に仕舞われていた未使用品です。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、業界ではうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。このような昔の職人技が素晴らしい茶道具のご処分は、古美術やかたにご相談下さい。