最近買取した品物のご紹介
骨董品売却依頼で、中国美術の香合をお譲り頂きました。
売却済
写真6枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月8日
近年に作られた漆芸の堆黒香合です。丁寧に作られた逸品で、保存状態も良く、傷んでいる所はありません。時代を経てきた昔の中国美術の逸品なら高価な作品ですが、近年に作られた逸品です。この作品はお店で販売しているお求めやすい品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。
堆朱とは、漆を用いた工芸で何度も、何度も、漆塗を塗重ね、その後に彫る技法で削られ、出来た模様の事です。漆は東洋特産のものですので 東洋古美術 に優れた名品が残されています。漆工の歴史は古く、中国や朝鮮の古墳や、日本でも縄文時代の古墳副葬品のなかに漆器が発見されています。
最近ではなかなか見られない、中国骨董品の印材をお譲り頂きました。
売却済
写真6枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月7日
中国と言えば漢方薬で知られておりますが、そのように中国の人々が好む中国美術には、玉や木のように天然で出来た素材が人気です。特に玉は人気があり、中国では美しい光沢の石を玉と言います。このような白い白玉は中国では人気があります。古くから主に崑崙山麓のホータンに産し、玉門関を通って中原に運ばれました。艶があり、透明感が素晴らしい逸品は、人々は神秘的なものを感じ、神や霊魂を呼ぶ、邪悪を払う、不老不死を呼ぶ、などと言われ、昔から中国やアジアのお客様には人気があります。
最近では当店でも、古美術骨董品をお買い求め頂くお客様は、殆ど外国のお客様で、そのなかでも中国美術はたいへん人気があり、高価で取引されています。中国のお客様が、昔、日本の愛好家やコレクターが海外より輸入した、唐物や中国美術の御作品を買い戻しに来られているからで、現実、昔日本の茶人が当時購入された中国美術の価格よりも高い価格で買取させて頂けるのです。売却をお考えの方、是非古美術やかたにご相談下さいませ。
中国美術の面白い瑪瑙を骨董品売却依頼で、出張させて頂きお譲り頂きました。
売却済
写真7枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月6日
この瑪瑙は最近作られた機械彫りのお土産や物産展で販売している逸品のようにも見えますが、昔作られた名品とまではいきませんが、品物と言っても良いぐらい出来の良い瑪瑙です。中国の人々が好む中国美術のなかでも、このような瑪瑙や玉は人気があり、このような逸品でも結構高価に売買されています。このように透明感があり、しっとりとした質感は素晴らしい逸品の白玉にも見られ、高価にお譲り頂きました。このような中国美術の作品はお客様には非常に人気があり、昔購入された価格より高価に買取させて頂ける事が多くあります。
元関西に住んでおられたお客様より、宅配で諸道具をお譲り頂きました。
売却済
写真5枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月5日
面白い道具ですが、煎茶道具に使っていましたと話されて、他の茶道具と一緒にお譲り頂きましたが、何にどう使うか分からないのですが、面白い道具なので紹介させて頂きます。茶人の好まれる作品にはよく分からない逸品が多くあり、茶席で人を笑わせるのに使われる茶人もおられます。茶の湯を好まれる茶人は、一般的に気まぐれな方も多くおられ、いろいろな諸道具を茶道具として使われる事も多くあります。
骨董品売却依頼で、結婚記念に貰われた茶道具一式をお譲り頂きました。
売却済
写真7枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月4日
加藤松香の綺麗な茶碗です。やはり茶の湯では綺麗な 保存状態が好まれます。共箱も綺麗で、大切に保存されてきた逸品で未使用品に近い品物です。加藤松香は、昭和49年に陶号松香として茶陶窯を開窯され、昭和51年の大徳寺昨夢会々員で、昭和63年には、京都上絵陶芸展知事賞を受賞されている、京焼の陶工です。乾山写しの作品とは、尾形 乾山の作品を元に描かれた逸品です。尾形乾山とは江戸時代中期 寛文3年から寛保3年にかけての陶工で、京都に生まれ、「乾山焼」など数多くの作品の礎になる名品を作り上げた有名な陶工です。
骨董品売却依頼で、浮世絵の木版画をお譲り頂きました。
売却済
写真4枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月3日
この作品は復刻版の作品で、本来の江戸時代に作られた作品ではありません。復刻版は、江戸時代でもあり、明治時代や昭和時代にも多くあります。いろいろな約束事があり、簡単に見分けられるものではありません。また、この作品は複数枚で、一つの物語を作っており、この一枚では半端なしなものとなります。黒ずみやしわも有り保存状態も悪く、この様な逸品はお引き取り価格も安価な価格です。
本来のこの浮世絵版画についての説明を少しします。この役者絵は、顔見世につきものであった『暫』を描いた、「古代今様色紙合」という役者絵のシリーズの一図です。鳥居派の役者絵を“古代”、歌川派の役者絵を“今様”とし、色紙枠のなかに新旧の役者絵を並べた作品で、鳥居家五代目当主の二代清満が鳥居派の魅力あふれる『暫』を描き、歌川派を率いた三代豊国が公家悪を、七世市川團十郎(当時 五世海老蔵)の似顔で、横向きで描いています。『暫』の祝祭性と、鳥居派と歌川派、それぞれの役者絵の魅力が伝わってくる作品です。
金工作品の急須を宅配でお譲り頂きました。
売却済
写真6枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月2日
この作品は煎茶道具の小さな急須で、持ち手が唐木で出来た金工作品の急須です。時代は明治時代前後頃の作品です。昔は人気が無く、安い品物でしたが最近では中国茶を飲まれるお客様が多くなり、コレクターの方々に人気があります。このような金工作品の急須は、銀製品の逸品が多くありますが、この急須は銀製品ではありません。純銀製の急須は、アジアのお客様に人気があります。また、このような金工作品の急須で、中国美術の逸品だと非常に高価に買取させて頂けます。
骨董品売却依頼で、黒棗や煎茶道具を宅配でお譲り頂きました。
売却済
写真6枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月1日
丁寧に作られた漆芸作品の黒棗です。裏千家の宗匠の書付があり、仙叟好の逸品です。保存状態も良く、未使用品とまではいきませんが、傷んでいる所はありません。非常に時間を掛け、作られた漆芸作品ですが、最近では真っ黒の棗は茶道具のなかでも人気が無く、お引き取り価格も非常に安くなっております。バブル期と比べると、時代により、買取価格も大きく変動しております。
骨董品売却依頼で、木彫りの置物や古道具をお譲り頂きました。
売却済
写真6枚掲載、ご覧下さい。
2022年6月30日
この作品は近年作られた新しい逸品です。伝承された彫る技法が使われており、杢目が面白い木彫りの作品ですが、特別丁寧に作られた作品でもなく、昔の職人技が冴える古い逸品でも無く、お求めやすい作品です。この作品は簡単な作品ですが、日本は昔から伝承された仏像のように、素晴らしい彫る技法が伝承されており、彫る技法は日本独自の技術で世界各国より注目されています。国宝にもなる彫る技法の素晴らしい名品もあります。この作品はお店で販売しているお求めやすい品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。
骨董品売却依頼で、数点の煎茶道具や銀瓶をお譲り頂きました。
売却済
写真13枚掲載、ご覧下さい。
2022年6月29日
この金工作品は煎茶道具の銀瓶で、材質は純銀製品です。京都金工作家の宗巌の作品で、この金工作品は保存状態も良く、地模様は綺麗な槌目が丁寧に施されております。取っ手の部分は、竹で巻いており、非常に美しく作られています。彫刻はありませんが共箱で、形も良く昔の職人技が素晴らしい逸品です。保存状態も良く、全体的にも重量感があり彼の作品のなかでも上手の名品です。
加藤宗巌は明治時代の末期に京都市三条通富小路西入る中ノ町に生まれた金工作家で、鍛金、彫金の技法を用いて詩情溢れる生命の息吹きを表現した金工作家です。京都では古くから建築や茶道具、工芸品など多彩な分野で金属工芸の素晴らしいものが数々作られてきました。