最近買取した品物のご紹介
骨董品売却依頼で遠くのお客様から宅配で、刀装具の鍔や古道具をお譲り頂きました。
売却済
写真13枚掲載、ご覧下さい。
2022年8月4日
材質は鉄です。時代は江戸時代の品物だと思われます。ご覧のように、丁寧な彫金細工と象嵌細工で愛らしい馬が表現されております。古い時代の、丁寧で味わいのある職人技が冴える逸品です。コレクターの方より、直接買い付けた鍔です。長年の時代を経てきた重みのある風格が見られる作品で、保存状態の良い品物です。採光の加減で白く光っております。このような刀装具の鐔は買取させていただきます。
昔の職人技が素晴らしい木彫りの置物を、骨董品買取依頼でお送り頂きました。
売却済
写真9枚掲載、ご覧下さい。
2022年8月1日
このような 木彫りの逸品は日本のお家ではよく見かける逸品です。使われずに保存され、未使用品のような作品で、共箱も綺麗な品物です。日本は森林地帯が多くあり、木彫りの民芸品が昔から発達していました。この作品のように、丁寧に彫られた彫る技法も素晴らしく、伝承された昔の職人技が素晴らしい名品です。三番叟(さんばそう)は、日本の 伝統 芸能で、能の翁で、翁の舞に続いて舞う役です。古美術やかたの店頭には2000点以上の売却して頂いた諸道具や美術品を価格表示し販売しております。
茶道具売却依頼で、面白い形の菓子器をお送り頂きました。
売却済
写真8枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月31日
天然の瓢箪を二段に分けて作られた菓子器です。蒔絵はありませんが、内側には漆塗りが施されており、昔の職人技が素晴らしい逸品です。瓢箪という形は縁起の良い形で、裏千家お家元淡々斎の書付が付いており、茶の湯の御茶会で使用して頂けます。長い年月を経てきた逸品ですが、保存状態の良い漆芸作品です。瓢箪は夕顔の変種とされ、「ひさご」とも「ふくべ」とも呼ばれており、初夏に白い花を咲かせ、実は昔から器などにして親しまれてきました。縦に割り、水をすくったりもされたことから柄杓も「ひさぐ」から「ひしゃく」となり、「ひさご」から由来する言葉とも言われています。
茶道具買取依頼で、抹茶茶碗や諸道具を売却頂きました。
売却済
写真6枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月30日
この作品は、黒楽茶碗で保存状態も良く、茶の湯では年中使用できる喜ばれる逸品です。作家の作品で印や銘は有りませんが、千家十職の楽焼茶碗に似た作品です。樂 吉左衞門の作品でも利休七選 などの名品には、銘や印も無い作品も有ります。樂茶碗には昔の職人技が素晴らしい名品が数多く有ります。この作品は名品とまではいきませんが、お買い求め頂くお客様に喜んで頂ける逸品です。また茶会では、一楽、二萩、三唐津と言われるように昔から、湯が冷めにくく好んで使われた逸品です。
アンティークの簪や櫛を骨董品売却依頼でお持ち頂き、お譲り頂きました。
売却済
写真6枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月27日
手作りで作られた櫛・簪で、元々は先代が芸子さんだったお宅より買い受けた作品です。しっかり作られており、十分使用可能です。保存状態も良く、未使用品に近い名品です。民芸品の手作りの品物で、銘とかは有りませんが、貴重な庶民の楽しみの一つでした。この作品はお店で販売しているお求めやすい逸品で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。
白井半七の乾山写しの蓋置を茶道具売却依頼で、お譲り頂きました。
売却済
写真5枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月26日
この蓋置は著名な作家の白井半七の乾山写の作品です。保存状態も良く、綺麗な共箱も付いております。絵付の赤絵に近い釉薬や図柄が面白い逸品です。乾山写しとは、尾形乾山の作品を元に描かれた逸品です。尾形乾山とは江戸中期 寛文三年から寛保三年にかけての陶工で、京都に生まれ、「乾山焼」など数多くの作品の礎になる名品を作り上げた有名な陶工です。
白井半七は、初代白井半七は京都の土風炉師から技法を修得し、1600年代後半に土風炉を中心とした茶器を数多く制作していました。江戸時代に活躍した今戸焼の名工と呼ばれる人物です。其の後、九代目は兵庫県三田市大原へ移窯し、そこで白井半七の伝統を守り続け、現在でも続く今戸焼の名の知れた系譜です。
骨董品買取依頼で、江戸ガラスの面白い逸品をお送り頂きました。
売却済
写真6枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月25日
このガラスは我々の業界では江戸ガラスと呼んでいますが、実際は明治時代に作られた逸品です。本歌の江戸ガラスは、すべての工程が職人の手によるもので、その製品はひとつとして同じものが存在しません。色やデザインも様々ありますが、どれも手作りらしい温かみが感じられる名品です。ポルトガルやオランダなどからガラス製品が長崎に伝わり、国内でも「ビイドロ」という名で作られるようになりました。その技法は、ヨーロッパ由来でなく中国の技法に似ていることから、技法そのものは中国から伝来されたのではないかと考えられています。製法はやがて大阪や京都、江戸へも伝わり、江戸で初めてガラスが作られたのは江戸時代初期頃です。
「江戸硝子」と「江戸切子」の違いは、どちらも江戸で発祥したガラス製品ですが、「江戸硝子」にカット加工したもののことを、「江戸切子」と言います。「江戸切子」は、「江戸硝子」をもとに作られているので、大きく分ければ「江戸切子」も「江戸硝子」の一つと言えます。
数点の茶道具を遠く他府県のお客様に来店頂き、お譲り頂きました。
売却済
写真5枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月24日
最近では煎茶道具にも抹茶道具にも使われている蓋置です。陶磁器の蓋置で保存状態の良い逸品ですが、共箱も無く茶会では使えない品物です。清水六兵衛の逸品で、昔の職人技が素晴らしく茶の湯では好んで使われる逸品です。清水六兵衛は京焼の清水焼では著名な作家で、茶道具や煎茶道具を多く作られております。表千家の家元や裏千家の家元の書き付けのある逸品も多くあり、素晴らしい名品も残されております。
骨董品売却依頼で、彫る技法が素晴らしい香合や置物を宅配で売却頂きました。
売却済
写真8枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月23日
面白い木彫りの鶴の香合で、彫る技法が素晴らしい逸品です。残念ながら保存状態が悪く、シミや汚れがあります。蓋裏には、裏千家家元淡々斎宗匠の書付が付いています。この作品のように、木彫りの一刀彫の茶道具は人気がありますが、汚れがあるのでお茶会のお点前では使えないでしょう。
香合とは、香を収納する蓋付きの小さな容器で、香を焚くための、お香を入れる器のことです。日本では飛鳥時代、仏教伝来と共に香を焚く習慣が伝わり、その後茶道でも取り入れられました。香合は季節や茶席に応じて使用し、色々な種類があるので、四季折々香合を使い分けることが多いです。
茶道具売却依頼で出張させて頂き、綺麗な茶碗や煎茶道具を買取させて頂きました。
売却済
写真9枚掲載、ご覧下さい。
2022年7月22日
この御茶碗は膳所焼で、丁寧に使用され、保存状態も良く、茶の湯では好んで使用される逸品です。八ッ橋の図が綺麗に描かれており、共箱も綺麗です。陽炎園とは、膳所焼の事で、江戸時代初期頃、膳所焼は将軍家御用達の窯として、小堀遠州の美意識をもとに遠州七窯の一つとして制作されるようになりました。膳所城とともに育まれ、栄えた膳所焼も藩の都合でやがて衰退することとなりましたが、1919年に復興され、現在は陽炎園として、伝承されております。この御茶碗は復興された昭和時代に作られた膳所焼です。